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連載連載>地方創生は古い建築物を見直せ【第1回】

ホテルオークラ東京本館、川井家住宅…建物の新陳代謝が激しい日本「文化財消失」の背景にあるもの

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ホテルオークラ東京本館、川井家住宅…建物の新陳代謝が激しい日本「文化財消失」の背景にあるもの

日本では、今日も各地で大規模な開発が進み、新たな建築物が建設されている一方、古くからの歴史ある建物が取り壊され、失われています。歴史ある建物は、保存だけではなく活用することで、地方創生にもつながる可能性があるのです。本記事では、歴史的建築物の再生・活用を中心に活躍する一級建築士の鈴木勇人氏が解説します。

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日本では次々に「新たな建物」が生まれている

昭和や平成の時代に製作された映画・ドラマを目にしたとき、そこに映し出されている風景が現在のものとあまりに異なっていることに驚いた経験のある人は少なくないと思います。

 

人々のファッションや自動車のかたちなどもそうですが、町並みの変貌ぶりには大きなものがあるといえます。映像ではなくても、昔の町並みをとらえた写真を見て、あまりの変わりように目を丸くした経験もあるはずです。

 

日本のまちの多くは常に変わり続け、それにともなって新しい建築物が次々に登場するということが日常的に起きています。

 

東京でいえば、東京駅周辺には日本一の高さとなる「トーチタワー」や都内では3つ目となる「東京ミッドタウン八重洲」などが建設中です。

 

大阪でも「うめきた開発(大阪駅北再開発)」プロジェクトが進んでおり、マンションやホテル、商業施設が建ち並ぶ予定です。

 

日本を代表する大都市の、しかも中心部界隈で大規模な開発が行われる例は世界でも珍しいといわれています。それだけ日本は「新しいまち」づくりに熱心な国だといえます。

 

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ボーダレス総合計画事務所 代表取締役

千葉工業大学工学部建築学科を卒業。1998年1級建築士取得。有限会社鈴木設計に入社し、2001年に同社の専務取締役に就任したのち、2004年に代表取締役に就任する。建築物が社会に与える影響を重視し、「対話を重ねた建築」を指標に掲げ、歴史的建築物の再生・活用を中心とした建築設計に従事。2016年に福島県建築文化賞「復興賞」、2012年に日本建築士会連合会賞「優秀賞」など、多数の受賞歴を持ち、福島県を中心に再生建築の重要性を説く講演活動も行う。2022年2月には京都工芸繊維大学ヘリテージ・アーキテクト養成講座を修了するなど、新たな職能から「まちづくり」に挑戦している。

著者紹介

連載連載>地方創生は古い建築物を見直せ

本記事は、2022年

地方創生は古い建築物を見直せ

地方創生は古い建築物を見直せ

鈴木 勇人

幻冬舎メディアコンサルティング

真の地方創生とは―― 福島県の復興を担ってきた建築家が示す、 伝統ある建築物の可能性とその活用法 日本の古い建築物が次々と取り壊されています。 経済効果を生まないという極めて短絡的なもので、スクラップ&ビルド…

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