※画像はイメージです/PIXTA

資産形成の選択肢として、個人向け国債や個人向け社債もお勧めです。極めて堅実な投資商品でありながら、金利上昇の可能性もある「変動10年タイプ」の国債、格付けの高さを選択基準にすることで一層の安定感が期待できる個人向け社債など、メリットの高い商品があります。お金のプロが平易に解説します。

企業が発行する債券、個人向け社債とは?

企業が発行する債券を社債といいます。社債のなかにも、個人が買いやすい「個人向け社債」があります。個人向け国債同様、定期的に利息が受け取れ、満期になったらお金が戻ってきます。

 

社債の魅力は、個人向け国債よりも高い金利が見込めること。社債の金利は、会社によって変わります。通常、国債よりも社債のほうが利息や元本の支払いが滞る可能性(デフォルトリスク)が高いため、金利も国債より高い、というわけです。

 

万が一、発行した会社が破綻するようなことがあれば、元本が戻ってこない可能性があります。よって、その会社が安定しているか、成長しそうかを確認する必要があります。

 

そこで役立つのが信用格付です。格付は、利息や元本が受け取れるかという信用度をアルファベットや数字で表したものです。格付が高いほど安全性が高く、格付が低いほど金利が高くなります。

 

 

 10秒チェック! 

 

個人向け社債を購入する場合は、格付を参考にしましょう。格付が高いほど安全性が高く、格付が低いほど金利が高くなります。

 

 

頼藤 太希
株式会社 Money & You 代表

高山 一恵
株式会社 Money & You 取締役

 

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本記事は『1日1分読むだけで身につく お金大全100』(自由国民社)より抜粋・再編集したものです。

1日1分読むだけで身につく お金大全100

1日1分読むだけで身につく お金大全100

頼藤 太希 高山 一恵

自由国民社

著書累計70万部突破の著者が教える、お金にまつわる教養が盛りだくさん!貯め方、増やし方、節約の仕方をわかりやすく解説します。 忙しい人も、お金のことがわからなくて不安な人も1日1分読めば、お金の知識がしっかりと身…

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