「もっとお金があれば…」と嘆く人に限って、節税や老後資金形成のおトク情報を見逃しがち。節税になるだけでなく、地域の特産品をもらえる「ふるさと納税」、将来の資産形成に役立つ「iDeCo」は本当にお勧めです。著名FPで投資家の頼藤太希氏と高山一恵氏が解説します。
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寄附金控除でき、返礼品ももらえる!「ふるさと納税」
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄附をして手続きすると、寄附金控除が受けられる制度。寄附金控除によって、所得税や住民税を安くできます。また、寄附先の自治体からは多くの場合、各地の名産品や生活用品などの返礼品(お礼の品)を受け取ることができます。それでいて、最終的な自己負担額は2,000円で済みますので、とてもお得です。
ふるさと納税をすると、返礼品のほかに寄附金受領証明書が届きます。翌年の確定申告のときに、これを提出して寄附金控除の手続きを行えば、税金が安くできます。特定事業者が発行する「寄附金控除に関する証明書」の添付でもOK。また、会社員・公務員の方は寄附先の自治体が5つまでであれば、ワンストップ特例制度を利用すると確定申告なしで税金を安くできます。
ふるさと納税の寄附額には上限があります。この上限を超えて寄附をしても税金は安くなりません。上限は年収や加入期間によって異なります。自分の上限額を調べたうえで寄附しましょう。「楽天ふるさと納税」「ふるさとチョイス」「さとふる」などのふるさと納税専用サイトを活用すると、自分の上限額がわかるのはもちろん、返礼品を検索して選び、ふるさと納税の手続きもできるので便利です。
10秒チェック!
自分の年収や加入期間を確認し、上限ギリギリで寄附をしましょう。「楽天ふるさと納税」「ふるさとチョイス」「さとふる」をみて上限額の確認をし、返礼品も選んで自治体を応援していきましょう。
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株式会社Money&You代表取締役
中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。
2015年に株式会社Money&Youを創業し、現職。女性向けWebメディア「FP Cafe」や「Mocha(モカ)」を運営。マネーコンサルタントとして日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『1日1分読むだけで身につくお金大全100』(自由国民社)、『はじめてのFIRE』(宝島社)、『そのままやるだけ!お金超入門』(ダイヤモンド社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書多数。
日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。
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株式会社Money&You取締役
慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業、10年間取締役を務め退任。
その後、株式会社Money&Youの取締役に就任。講演活動、執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。
『はじめての資産運用』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)、『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)など著書・監修書多数。
株式会社Money&You
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