※画像はイメージです/PIXTA

金融商品には、株や投資信託をはじめさまざまな種類があり、商品を購入する際は「安全性・収益性・流動性」という3つのポイントに基づき検討・選択することが大切です。著名FPで投資家の頼藤太希氏と高山一恵氏が、バランスよく投資を行うための基本を解説します。

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いろいろある金融商品、どれに投資する?

金融商品にはいろいろなものがあります。銀行預金や保険も、広い意味では金融商品です。たくさんある金融商品は、安全性・収益性・流動性の3つのポイントを押さえてみるとわかりやすいでしょう。

 

「安全性」は運用した結果元本が減りづらいこと、「収益性」は運用することで利益が出やすいこと、そして「流動性」は現金に交換しやすいことです。

 

この3つのポイントがすべて完璧な金融商品は存在しません。とくに、安全性と収益性は両立しません。たとえば、銀行預金は1,000万円とその利息まで元本保証で安全性は高いのですが、預けてもお金はほぼ増えないので、収益性は低くなります。逆に株式はお金が2〜3倍になる可能性があるため収益性は高いのですが、会社が倒産して大損する可能性もあるため、安全性は低いのです。

 

金融商品を選ぶにあたっては、それぞれの金融商品の特徴を知ってうまく組み合わせることが大切です。

 

 

 

 10秒チェック! 

 

安全性・収益性・流動性を鑑みて、自分が一番行いたい投資を決めましょう。世の中に完璧な商品はありません。上手く組み合わせることが資産運用の大事なポイントです。

 

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本記事は『1日1分読むだけで身につく お金大全100』(自由国民社)より抜粋・再編集したものです。

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頼藤 太希 高山 一恵

自由国民社

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