「自分の想いを書きまくる」という習慣
▼浅く生きる人=文章を書かなくなっている
日頃、ネットやゲームばかりしていると、文章を書く機会がぐっと減っていることでしょう。
人とのコミュニケーションもLINEなどにかたよると、了解も「りょ」と省略したり、スタンプのみの返信に終始しています。
これはこれで便利な社会になりました。
ただ40代で取り戻したい習慣は「自分の想いを書きまくる」ということです。
現実に今、直面する課題、問題はなに?
それに対して、自分では変えられないけど受け入れられることはなに?
自分で変えられることはなに?
今の本当の感情は?
このことが起きた意味は?
上手くいっていることはなに?
できればノートを利用して、たくさん書きなぐる方が、発散効果がテキメンです。
私も過去のノートを見直すと、あぁ、いろいろなことを悩んできたなぁとか、今の問題と本質は変わっていないなど自己観照ができるものです。
そして、いつかは本を出版したいと思っている人もいるかもしれません。
無駄にはなりませんので、自分の本を作るイメージで、どんどん書きまくることをオススメします。
私自身も30歳くらいからモノを書き始めて、メルマガなどで人にシェアする習慣が始まり、今では文章を書くことがライフワークになりました。
独善的になりすぎてもいけませんが、中年以降の重要なスキルは自分の想いを書いて伝えることだと思います。
ただ、書くことは人の評価を得るためではなく、あくまでも自己対話、自己修復、自己満足でいいのです。
大事なことは書いたこと、そして自分を認めてあげることです。
人が想い、それを言葉にして無心に書き続けていると、あるとき自分と天がつながってメッセージを受信している不思議な感覚になることがあります。
自分の想いを書くことで、深いカタルシス(浄化)を得られることでしょう。
松尾 一也
株式会社ルネッサンス・アイズ