2022年の米国リートと米国ハイ・イールド債券(グローバル・マクロから) (※写真はイメージです/PIXTA)

本記事は、フィデリティ投信株式会社が提供するマーケット情報『マーケットを語らず』を転載したものです。※いかなる目的であれ、当資料の一部又は全部の無断での使用・複製は固くお断りいたします。

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いよいよFOMC:景気後退入りは今から4年後?

筆者は先々週分のエントリーで、今年の漢字一文字を「脱」としましたが、13日月曜日に清水寺で発表されたのは「金」でした。「脱」は20位までにも入っていませんでした→ちょっと意外でした。。。

 

今週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれます。おそらくは、①量的緩和縮小の前倒し(→来年3月頃終了)と、②利上げ開始の前倒し(→中央値で来年2回強の利上げ)が示されるものと見込まれます。

 

筆者は「引き締めはそう容易ではない」と感じていますが、来週の当コラムで改めて検討する予定です。少し先走って書きますと、現時点での織り込みに従えば、「①利上げの打ち止めは今から2年半くらい先で、②景気後退は4年くらい先」といったところです。

来年の米国リートとハイ・イールド債券を考える

ここまで過去4回のエントリーで、2022年の実体経済、物価、(インフレと)株式市場の見通しについて述べました。今日は、(インフレと)米国リート市場、米国ハイ・イールド債券市場の見通しについて簡単に述べます。

 

著名投資家のレイ・ダリオは、インタビューで個別資産クラスについて訊かれるときに「あらゆる資産は競争し合う」という表現をよく使います。筆者はこれを「割安なものは買われ、割高なものは売られる」「ボラティリティ調整後の期待リターンが長期には等しくなる」と解釈しています。

 

インフレもあり、金融環境の正常化もあり、おそらく2022年は2021年よりも変動性が高くなると思われます。どんな状況が生じても過ごせるような「全天候型のポートフォリオ」を作るために、米国リートと米国ハイ・イールド債券は効果的な役割を果たすだろうと筆者は考えています。

 

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フィデリティ投信株式会社
マクロストラテジスト

大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了後、農林中央金庫にて、外国証券・外国為替・デリバティブ等の会計・決済業務および外国債券・デリバティブ等の投資・運用業務に従事。

その後、野村アセットマネジメントの東京・シンガポール両拠点において、グローバル債券の運用およびプロダクトマネジメントに従事。

アール・ビー・エス証券にて外国債券ストラテジストを務めた後、2013年にJ.P.モルガン・アセット・マネジメントに入社、2019年同社マネージング・ディレクターに就任。ストラテジストとして、個人投資家や販売会社、機関投資家向けに経済や金融市場の情報提供を担う。2020年8月、フィデリティ投信入社。

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