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店主は「これは大き過ぎる…」畳3枚分の巨大看板
■ちょっと大きいくらいがちょうどいい
看板で重要となるポイントは3つあります。
1つ目はサイズです。サイズは、基本的には大きいほど目に留まりやすくなります。大型看板のように見る人との距離が遠くなる場合、想像しているよりも大きなサイズが必要です。例えば、畳一枚分くらいの大きさがあっても、50m離れるとかなり小さく見えます。
看板が多い繁華街では周りの看板に埋もれてしまうこともあります。
ある例では、店の入り口の上に掲げる看板を制作したことがありました。サイズは畳3枚分ほどです。この看板を店頭に掲げる前の状態で確認した店主は「これは大き過ぎる」「作り直したほうがいい」と言っていましたが、実際に掲げてみると「ちょうどいい大きさだ」と感想が変わりました。
建物の壁面などに掲げる中型以上の看板は手元で実物を見たことがある人が少ないため、遠くからでもきちんと見える看板のサイズ感はなかなかつかみづらいものなのです。