家系ラーメン店「赤地に黒い筆文字の看板が多い」深すぎる理由 (※写真はイメージです/PIXTA)

コロナ感染拡大も落ち着きを見せている現在。「久しぶりにランチでも」と街を歩けば、飲食店の様々な看板が目に入ることでしょう。「この店に決めた!」と思ったとき、実は看板の“不思議なパワー”に引き寄せられているのかもしれません。看板製作会社「有限会社オチスタジオ」の代表・越智一治氏が解説していきます。

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「24時間アピールし続ける」という結構すごいメリット

■24時間、365日稼働

 

営業マンは24時間働くことはできません。しかし、看板は24時間稼働します。

 

例えば、ロードサイドの立て看板や店前に立てるポール看板などは、雨も風も雪も台風も関係なく、ただひたすらお客さんを呼び続けます。

 

また、店や会社が24時間営業でなくても、閉店時に下ろすシャッターに営業時間や商品名・サービス内容などを書いておけば、通り掛かった人に向けた広告になります。シャッターがなければ入り口のドアに営業時間などを書いておくことができます。

 

このような情報発信をすることで、営業時間外でも店や会社の存在を知ってもらうことができ、「今度、来てみようかな」と思うお客さんを増やすことができるのです。

 

看板制作の現場では、新規出店やリニューアル工事をする店などから、「オープン前に看板を出したい」といった依頼を受けることがあります。

 

新規開店やリニューアルする半月くらい前に看板を仕上げて、先に店先に掲げておくということです。これも営業時間外も看板に働いてもらう方法で、看板活用やマーケティング意識が高い店主や社長が共通して行っていることの一つです。

 

ポイントは、開店前に看板を出すことです。新規出店する店がまだ工事中でも、店名や業種が分かる看板を先に出しておけば、通り掛かった人はもうすぐ店ができるのだなと分かります。

 

「ここに新しい美容室ができるのか。できたら行ってみよう」

 

そんなふうに感じてもらい、営業開始前からお客さんの期待を集めることができます。リニューアル工事も同様に、新しくした看板を先に出しておいたり、「まもなくリニューアルオープン」といった案内をしたりすると、その時点では工事が終わっていなくても、「どんなふうに変わるのかな」「リニューアルしたら行ってみよう」と思ってもらうことができます。

有限会社オチスタジオ 代表取締役 一般社団法人日本広告物施工管理協会(JACMA)代表理事
セミナー講師

1965年札幌市生まれ。
自動車メーカー勤務を経て、看板の文字書き職人であった父に弟子入り。あらゆる看板の文字を書きながら、工務店などで内装工事、外装工事を学ぶ。
1997年に有限会社オチスタジオを設立し、2021年で設立24年目になる(創業からは56年)。
マーケティングを踏まえた看板活用の提案、制作、設置、保守を強みにもち、北海道から沖縄県まで全国に顧客を広げている。

著者紹介

連載看板マーケティング戦略

※本連載は、越智一治氏の著書『看板マーケティング戦略』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

看板マーケティング戦略

看板マーケティング戦略

越智 一治

幻冬舎メディアコンサルティング

ピーター・ドラッカーは、マーケティングの理想は「販売を不要にすること」であると言いました。 つまり、営業マンが売り込みに走り回らなくても、商品やサービスが「自ずから売れるようにすること」が究極のマーケティングだ…

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