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日中サービス支援型&定員増で、収益はさらに増える
日中サービス支援型の場合を見ていきます。定員が20人と、より多くなること、入居者の障害が中重度なので支援費単価が高いことなどから、収益はより大きくなります。
結論からいいますと、利益の額は月額227万3313円、年額にすると2727万9756円という試算結果になりました。
介護包括型グループホームの試算結果は月額53万8908円、年額646万6896円なので、日中サービス支援型のほうが月額にして173万4405円、年額にすると2081万2860円多く、4.2倍の収益が上がることになります。
もちろんこの試算では建物のローン返済額や固定資産税の額を考慮していないので、手残りの額に同様の差が出るとはいい切れませんが、スケールメリットが活かせる分、事業として大きなものになることは理解してもらえると思います。
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障がい者グループホーム(日中サービス支援型)の試算
下記の条件で試算を進めます。
障がい者グループホーム(日中サービス支援型)
地上2階建
全10戸
併設短期入所0戸
稼動日数30日
稼働率100%
●表1~4で「収入」を確認
1~4までが収入です。
1.基本支援金の額です。
このホームには障がい支援区分3の人が10人、4の人が10人とすると、
区分3…(6500円×8日+5630円×22日)×10人=175万8600円
区分4…(9070円×8日+7120円×22日)×10人=229万2000円
合計すると405万600円となります。
2.基本支援金に加算される部分を計算します。
下記の「3.短期入所」にあるとおり、短期入所が10人いたので、福祉専門職員配置等加算Ⅲの利用人数は「定員20人+短期入所者10人」の合計30人となります。
1日40円×利用者30人×稼働日数30日=3万6000円
処遇改善加算Ⅰが30万2408円です。
3.短期入所
日中サービス支援型には短期入所があります。
それぞれの項目を計算して合計すると15万8400円。そこに処遇改善加算Ⅰの1万930円が加算されて、16万9330円となりました。
4.入居者から支払われる金額
新築物件なので家賃設定を4万円にしました。
家賃4万円+管理費1万800円+食費2万1600円=7万2400円
入居者一人につき家賃補助1万円が出るので、入居者が払う金額は1万円少なくなりますが、事業者が受け取る額は7万2400円のままです。
7万2400円×20人=144万8000円
これに短期入所の収入が加わります。
1日あたり3296円×20日×2人=13万1840円
合計すると157万9840円となります。
1~4をトータルした結果、総収入は613万8178円ということが分かりました。
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