※画像はイメージです/PIXTA

空き家が問題視されていますが、その要因がメンテナンス不足。耐震性に課題があることが多く、それほど大きくはない地震でも倒壊し、周辺の住宅に危害が及ぶ可能性が高いのです。空き家に潜む、地震リスクについて見ていきましょう。

あなたにオススメのセミナー

    【関連記事】100軒に1軒が「家賃滞納」…絶体絶命のアパマン経営者が増加

    相続で取得も放置されたままの「空き家」196万戸

     

    新型コロナウイルス感染症の拡大により密を避けたいというニーズ、そしてメディアなどで田舎暮らしやDIYが取り上げられ、自分の思うように生活を組み立てていきたいというニーズから、空き家のリフォーム・リノベーションが静かなブームとなっています。

     

    このような動きは、深刻化している空き家問題解決の一助になると期待されているものの、その数は空き家の数に比べるとごくわずかで、簡単にはいかないようです。

     

    国土交通省『2018年住宅・土地統計調査』によると、全国の総住宅数約6240万戸のうち、空き家は約849万戸。 その内訳は「賃貸用住宅」が約432万戸、「売却用の住宅」が約29万戸、「(別荘などの)二次的住宅」が約38万戸、その他の住宅(転勤や入院などのため、居住世帯が長期にわたり不在の住宅や建替えのなどのため取り壊すことになっている住宅、空き家の区分が困難な住宅)が約348万戸となっています。

     

    【空き家の内訳】

    「賃貸用の住宅」:新築か中古かに関わらず賃貸のために空き家となっている住宅

    432万7,000戸

     

    「売却用の住宅」:売却目的で空き家になっている住宅

    29万3,000戸

     

    「別荘などの二次的住宅」:週末や休暇の際に利用する住宅。別荘やセカンドハウス

    38万1,000戸

     

    「その他の住宅」:上記いずれにも該当しない住宅

    348万7,000戸

     

    出所:国土交通省『2018年住宅・土地統計調査』より

     

    このなかで空き家問題でよくクローズアップされているのが、「その他空き家」で、「相続して取得」したものが56.4%を占めるといわれています。「賃貸用の住宅」においてもその多くが入居者がゼロのまま放置され、腐敗や破損が目立つ住宅。「親が亡くなり相続したが賃貸住宅として家賃も入らず、困っている」というケースも珍しくありません。

     

    注目のセミナー情報

    ​​【国内不動産】11月16日(土)開催
    【今年度分の確定申告にまだ間に合う!】
    超・減価償却「築古アパート投資」の新発想!
    〈節税+家賃収入+売却益〉投資元本2倍のしくみを大公開!

     

    【減価償却】11月20日(水)開催
    <今年の節税対策にも!>
    経営者なら知っておきたい
    今が旬の「暗号資産のマイニング」活用術

     

     

    預金中心の人必見!資産の目減りに気づいていますか?

    “新NISA”を活用したインフレ時代の「資産保全」

    >>12/3(火)LIVE配信<<

     

     

    富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
    >>カメハメハ倶楽部<<

    次ページ地震で空き家が倒壊…周辺に損害が広がったら

    人気記事ランキング

    • デイリー
    • 週間
    • 月間

    メルマガ会員登録者の
    ご案内

    メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

    メルマガ登録