自分の素質を活用して、ライバルがいない土俵へ
1.相手に対し、他の人とは違う、自分独自の「ありがとう」を引き出す
外資系生命保険会社で日本トップクラスを毎年とる営業はどんなイメージですか? バリバリのエリートで、さわやかで感じがよく、提案力があり、と思うでしょう。実はそうでもないのです。ごく普通。実際はその真逆な方が多いのです。
営業するより、パーティーの企画、運営の主催をして周りを楽しませている人が圧倒的に多いのです。人と人をつなぐ。人の面倒をみるのが大好き。結果、人が人を呼び、保険の話になると自動的にその方を通した契約になるのです。
ありがとうの声を普通の営業の「いい保険を紹介してくれてありがとう」から、「親身に全てを使って私を助けてくれてありがとう」に変えることでオンリーワンの存在になっているのです。
言わば逆張りの資質。パーティーをして人を惹きつける資質。相談に親身にのれる資質。人に好かれる資質。人と人を繫ぐ資質を活かしているだけです。なので、日常的にやっているのはワイン会、識者を呼んだ勉強会、バーベキュー大会の主催や運営が中心です。
人生を楽しみ、人の相談にのり、人を繫いで役に立つことを、見返りを求めずに行う魅力的な性格と行動に惹かれ、次から次へと紹介でお客様とのご縁の輪が広がり、結果、No.1になり続けるのです。
年上に気に入られる資質があれば、年上の経営者。同じ年や後輩に気に入られるなら2世経営者をターゲットにするなど、自分が一番喜ばせられるお客層を知り尽くしていて、そこにフォーカスしているのです。そう、キングのような天才的な資質や能力は必要ないのです。
自分の資質のひとつひとつをうまく足し算し、活かしきるのです。ひとつひとつの資質をみれば誰でも持っていそうな些細(ささい)なものです。しかし、資質を活用しきることで、心から人生を楽しみ、充実し、経済的な不安を感じることなくオリジナルな人生を謳歌(おうか)しているのです。
銀座のクラブでもNo.1は一番の美人ではないという話もよく聞きます。ないものねだりをするより、あるものを活用する方が速くラクに自分らしい人生を手に入れられるのです。
周りと同じ土俵に乗ると、常に誰かとの比較を意識します。上司、先輩、同期、後輩もライバルとして「あいつに勝つ」など、強く意識するようになります。他人と勝ち負けの比較では不平・不満が必ず出ます。ストレスも溜まります。それが長期で溜まり、疲弊します。
ありがとうの声を変えた自分の土俵ならライバルはいません。自分の市場やお客様を喜ばせることだけに集中でき、簡単に頭一つ抜け出せるのでお勧めします。
注目のセミナー情報
【資産運用】5月8日(水)開催
米国株式投資に新たな選択肢
知られざる有望企業の発掘機会が多数存在
「USマイクロキャップ株式ファンド」の魅力
【国内不動産】5月16日(木)開催
東京23区×新築×RC造のデザイナーズマンションで
〈5.5%超の利回り・1億円超の売却益〉を実現
物件開発のプロが伝授する「土地選び」の極意