安心して任せられる業者選び「5つのポイント」
外壁塗装を安心して任せられる、良い業者を探すにはどうしたらよいのでしょうか。
重要なポイントは5つあります。
②保証・保険がある
③自社専属の職人がいる
④技術力がある
⑤提案力がある
業者の「工事の質に対する自信」は保証の内容でわかる
①地元の業者
まずは、地域をよく知る、地元の業者であることが大事です。
お客さんの自宅と業者の距離が物理的に近いほど、何かあったときにすぐに来てもらえます。打ち合わせについても、コロナ禍の影響でリモートで行うケースが増えましたが、近ければ近いほど相談しやすく、自宅の外壁や屋根など現物を見ながら細かな相談ができます。
また、業者が家から近ければ、依頼する際に業者の様子を見に行くこともできます。
業者の外観だけですべてを推し量ることはできませんが、外壁や屋根の塗装をするわけですから、外観が汚れている業者を見て「ここに頼みたい」とは思わないでしょう。
地元密着型であれば過去に施工した家も周辺にあります。現物がどのようなものか見に行きやすいのも地元の業者に依頼するメリットです。
②保証・保険がある
2つ目は、施工後の保証やアフターフォロー、工事中の保険がきちんとしていることです。
外壁塗装は、終了直後はきれいに見えるはずです。しかし、施工が悪かったり手抜きした部分などがあれば、2、3年後に色ムラなどが現れることがあります。また、ごく稀ではありますが、塗料生産工場の生産ライン上でのミスで、塗膜に不具合が出るときもあります。そのような状況に対しても、保証・保険がある業者であれば再度塗り直しをしてくれます。
屋根についても、雨漏りを修理した直後は直ったように見えるかもしれませんが、しばらくして雨漏りが再発するケースがあります。
このようなときの備えとなるのが業者の施工保証です。
保証がない場合、色ムラの修正や雨漏り工事のやり直しのために別途料金が発生する可能性があります。外壁塗装は基本的には塗ってから10年くらいもたせるものですし、雨漏りは、同じ場所の雨漏りが再発しないことが大前提です。
そのため、長期保証がある業者が望ましいですし、そもそも長期で保証できるくらい経営が安定している業者を選ぶことが大事です。実際に筆者の会社に相談に来るお客さんのなかには、「工事から数年経って修理をお願いしたいのに、業者と連絡が取れない」という方が少なくありません。
また、保証は工事の質に対する自信の表れでもありますので、保証を付けている業者の
ほうが技術力があるという見方もできると思います。
工事中の保険は、工事中に事故があったときのための備えです。
外壁塗装の工事は、足場を組んだり高い場所で作業を行ったりするため事故が起きる可能性があります。職人の過失で家の物が壊れたり窓ガラスが割れたりすることもありますし、隣の家や車などに塗料が飛び散ることもあります。そのような場合でも業者が保険に入っていれば損害賠償金が出ますので、補償トラブルになるリスクが小さくなります。
保証の内容はさまざまですので、一例として筆者の会社の保証の例を紹介しましょう。
筆者の会社は施工完了したお客さんに無料で施工保証書を発行し、5〜10年間の施工保証をしています。保証期間に開きがあるのは、使用した塗料の種類などによって保証内容が変わるためです。例えば、シリコン塗料の塗装なら5~7年、フッ素塗料とガイナ(株式会社日進産業)は8年~10年、無機ハイブリッド塗料は10年以上といった差があります。
また、塗料にはメーカー保証が付いている場合もありますので、一部の塗料については無料で二重の保証が付くことになります。
ちなみに、保証期間が過ぎたあとでも、何か問題が発生した場合はきちんと対応します。
筆者の会社に限らずですが、技術力や対応力に自信がある業者は、基本的には保証期間に縛られることなくアフターフォローしています。
なぜなら、問題が起きないように施工している自信がありますし、万一にでも不良施工を放ったらかしにすれば、それが悪評となって自分たちに跳ね返ってくると分かっているからです。
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