ファイナルファンタジー、キングダムハーツ、スーパーマリオシリーズなどの制作に携わった菱沼寛章氏は書籍『ゲームは子育てを助けられる ゲーム制作から考える子育て攻略本』のなかで、ゲームと教育の意外な関連性を指摘しています。

ゲームの制作現場で「明確になった指針」

ゲームはもともと生活に必須のものではない娯楽であり、試行錯誤や振り向いてもらう努力が常に必要だと考えています。さまざまな娯楽が増えた昨今、特に意識されるようになったことは、「良くできている」ものをつくるのではなく「売れる」もの、つまりは「面白い」商品をつくることが挙げられます。

 

それに合わせて、ゲームの制作現場では明確になった指針があります。それは、「一目見たら、その面白さがわかり、手に取れば夢中で遊べる」です。

 

この言葉が子育てにどう役立つのかまだよくわからないとは思いますが、これから説明するゲームから考える子育てを知ってもらう上でも大きな軸になる言葉ですので、ひとまず頭に入れてもらえればと思います。

 

【ポイントまとめ】

 

お子さんに「やってほしい」〇×と「ゲーム」には、「やってもらう」という大きな共通点があります。お子さん自らやる気を持って高みを目指して進むには、それを親御さんが、導いたり支えたりすることは重要です。

 

その手段となる親御さんの「やる」ことについて考えたり、効果的に進められるように工夫するためにも、ゲーム制作で仕掛けて考えていることは、「やってもらう」側の大きなヒントにつながると考えます。

 

「一目見たら、その面白さがわかり、手に取れば夢中で遊べる」を軸に考えていきましょう。

 

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本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『ゲームは子育てを助けられる ゲーム制作から考える子育て攻略本』より一部を抜粋したものです。最新の税制・法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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