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連載嫁姑奮戦記【第2回】

嫁絶句「煙草を片手に…」急に明かされた姑の信じられない言動

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嫁絶句「煙草を片手に…」急に明かされた姑の信じられない言動

幻冬舎ゴールドライフオンラインの人気エッセイ『嫁姑奮戦記』。病院を騒がせる姑と嫁のやり場のない戦い。介護する側、される側。それぞれの思いを連載でお届けします。

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看護婦さんにこれまた信じられないことを聞かされる。

入院して三日目のことである。前日は忙しくて面会出来なかったが変わりあるまい、と軽い気持で病室を訪ねたところそこには居ない。

 

すると部屋の人たちが口々に一晩中騒いで大変だったので、個室に入れられたと説明してくださる。煙草片手に歩き回るのでカーテンに火がつかないかと心配したし、独り言は言うし皆眠れなかったそうだ。

 

(※写真はイメージです/PIXTA)
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

私もまさかそんな事態になっているとは思ってもいなかったので、ただびっくりするばかり。とりあえず皆さんに謝り、急いで詰所に行く。

 

看護婦さんにはこれまた信じられないことを聞かされる。

 

二日目の午後訪ねた時は、これといって変わった様子はなく私も安心して帰ったのだが、夕方薄暗くなり始めた頃から様子がおかしくなり、幻聴や幻覚が現れ出し、煙草を片手に独り言を言いながらあっちこっちの部屋に入り込み、その都度連れ戻され、三階の病室の窓から外に出ようとして部屋の人たちが仰天して足を引っ張り転落せずに済んだものの、危険このうえなく、とうとう個室に移動させたとのことだった。

昭和14年旧満州国新京(現、中華人民共和国吉林省長春市)生まれ。
昭和21年引き揚げ、父の郷里宮崎に住む。
昭和36年宮崎大学教育学部卒。大阪に就職、昭和43年結婚。
介護ヘルパー、地域ネットワーク委員、ボランティア活動などを行うかたわら、通信教育で文章や植物画などを学ぶ。平成29年10月からエッセイ講座を受講。

著者紹介

連載嫁姑奮戦記

嫁姑奮戦記

嫁姑奮戦記

大野 公子

幻冬舎メディアコンサルティング

入院早々骨折、幻覚幻聴、物忘れ……病院を騒がせる姑と嫁のやり場のない戦い。 介護する側、される側、双方には今日に至るまでの歴史がある。 血縁だけでは語れない愛がそこにはあった。 嫁が綴った過去の日記をもとに、「…

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