最近のハンバーガーはあんこが…認知症父の愛すべき爆笑ネタ

「親が認知症で要介護」という境遇の人は今後、確実に増加していくでしょう。そして、介護には大変、悲惨、重労働といった側面があることも事実です。しかし、介護は決して辛いだけのものではなく、自分の捉え方次第で面白くもできるという。「見つめて」「ひらめき」「楽しむ」介護の実践記録をお届けします。本連載は黒川玲子著『認知星人じーじ「楽しむ介護」実践日誌』(海竜社)から一部を抜粋、編集した原稿です。

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認知症父「最近のハンバーガーはあんこが…」

じーじ爆笑ネタ集

 

わが家では、日々じーじが思いもよらないような事件を巻き起こしているが、爆笑ネタも披露してくれているので、いくつかをご紹介。

 

どら焼きはハンバーガー

 

夕食後、自治会の敬老会でいただいたどら焼きを袋から出して献上すると「最近のハンバーガーは小さくなったなぁ~」とじーじ。

 

「最近のハンバーガーは小さくなったなぁ~」と認知症父。(※写真はイメージです/PIXTA)
「最近のハンバーガーは小さくなったなぁ~」と認知症父。(※写真はイメージです/PIXTA)

 

へ?っと思いつつも、「どら焼きだよ」と言い終わる前にパクリ!

 

「最近のハンバーガーはあんこが入っているのか!」とムシャムシャ。

 

「じーじ、それはどら焼き」と再度言ってみたものの、「新作のハンバーガーだな、うまい!」

 

食べることに夢中でまったく聞こえてないが、どっちでもいいや!

 

お仏壇にお供えしてあったどら焼きをもう一つ食べようとしたので「明日ね!」と言ったら、ムンクの叫びのような表情をするじーじであった。

 

痩せたいのか?

 

最近のじーじは、やたら新聞の切り抜きに凝っている。幼稚園児が使うはさみを使って、毎日新聞の切り抜き作業に余念がない。

 

おかげでわが家は、新聞の切り抜きがあちらこちらに散乱している状態! その内容は、圧倒的に戦時中と中国ネタが多いのだが。その中の1枚に「脳科学者が教える本当に痩せる食事法」を発見! じーじは痩せたいのか!

医療福祉接遇インストラクター
東京都福祉サービス評価推進機構評価者

埼玉県生まれ。博報堂勤務を経て、埼玉県内の介護事業会社勤務。医療福祉接遇インストラクター、東京都福祉サービス評価推進機構評価者。2001年より成長期の大手介護事業会社において、広告宣伝室室長として、社外向けの広報誌の作成、入居者促進業務に携わる。
2015年、株式会社ケー・アール・プランニング設立。編集プロダクションとして介護・福祉を専門とした雑誌の編集を行う傍ら、接遇マナーインストラクターとして、介護付有料老人ホームやデイサービス等で介護の現場に即した研修を行っている。

著者紹介

連載見つめてひらめく介護のかたち「楽しむ介護」実践日誌

認知星人じーじ「楽しむ介護」実践日誌

認知星人じーじ「楽しむ介護」実践日誌

黒川 玲子

海竜社

わけのわからない行動や言葉を発する前に必ず、じーっと一点を見据えていることを発見! その姿は、どこか遠い星と交信しているように見えた。その日以来私は、認知症の周辺症状が現れた時のじーじを 「認知症のスイッチが入っ…

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