いつの時代もなくならない相続トラブル。「生前しっかり話し合ったから大丈夫」…ではないのです。大切な人の死後、まさかの事態が起きてしまったら? 相続終活専門協会代表理事・江幡吉昭氏が解説します。 ※本連載は遺言相続.com掲載の記事を再編集したものです。

3ヵ月、長いと考えますか? 短いと考えますか?

■まとめ

 

3ヵ月という期間、長いと考えますか? 短いと考えますか? この間に葬儀や親族間の話し合いなど、いろいろなことが起こりますよね。考えをまとめることができればいいのですが、迷うこともあるでしょう。あっという間の3ヵ月になろうかと思います。

 

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その間に被相続人の財産状況をすべて調べることは可能でしょうか? なかなか骨が折れますね。

 

ちなみに「遺産分割協議」は「相続人」全員による協議ですので、その協議に参加するもしないも、相続の「放棄」「承認」の意思表示を経たあとのことになります。

 

受け継ぐ財産がプラスなのか、マイナスなのか。それによってどんな問題が発生するのか。遺される家族のためにも、終活の意義は大きいものだと思います。
 

 

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江幡 吉昭

株式会社アレース・ファミリーオフィス代表取締役

一般社団法人 相続終活専門協会代表理事

 

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本連載に記載されているデータおよび各種制度の情報はいずれも執筆時点のものであり(2020年11月)、今後変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。

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