〝節税オタク〟に陥ってしまうと…
「自己流でだましだまし申告をしていたツケが回ってきたのでしょう。税務調査でチェックされ、追徴金を取られまして…」
Bさんが、私の元に初めていらした際に明かしてくれたことです。
味の良さと、リーズナブルな価格、好印象な接客が人気のケーキ店を営むBさん。忙しくなると、お金の出入りが多くなる一方で、その管理や処理が後回しになりがちなのも多忙な個人事業主ならでは。Bさんに限らず、誰にでもつきまとうリスクでしょう。
ちなみに、「個人事業主なら、税務調査は入らない」と勘違いしている方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
当時のBさんは個人事業主。とくに現金商売だと、突如、連絡もなく、調査の対象とされることもあります。
また、Bさんの場合は、単なるミスだったため、追加で払った税金はさほど多くなかったとはいえ、もしや「これぞ自営業の特権!」とばかりに、経費をどんどん水増ししていたとしたら…。
あまりに度が過ぎたことをやっていると、調査官は個人事業主とて容赦しません。ケースによっては、重加算税などのペナルティが課されることもあります。さらに、違法性はなくとも、節税に走り過ぎると、長期スパンで見ると思わぬ損失を被るリスクもありえます。
今回は、間違った〝節税オタク〟に陥ることなく、個人事業主が最低限、押さえておきたい税金の基本や考え方を解説していきます。
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