「この仕事、向いているかも?」と思えたそのあとは
■まずはお試しでリスクを抑える
感覚的、性格的に自分に向いていると思える仕事を見つけたら、さっそく挑戦してみるといいでしょう。
「フリーランスになって、新たな事業にチャレンジする」と聞くと、なんだかたいへんな労力と資金が必要になると思う人もいるでしょうが、そんなことはありません。
まずは「お試し」で小さく始めてみてもいいのです。スタート時にかかるお金、時間、労力をなるべく小さく抑えて、リスクが少ない状態からスタートするほうが、むしろいいと僕は考えています。
例えば、ハード面でいうと、将来的にはオフィスを構えたり、人を雇い、広告や設備にお金をかけることになるでしょうが、それらに着手するのは安定して稼げるようになってからでも遅くはありません。
まずは無理のない範囲からスモールスタートし、手応えがあれば次第に事業を拡大する。そうした意識でいれば、やってみようと思った時にすぐに一歩目を踏み出すことができます。
どんな仕事を選ぶにせよ、うまくいくか、楽しいかどうかは、やってみなければ分かりません。だからこそ「やってみよう」「試してみよう」と思った時に軽いフットワークで挑戦することが重要です。
仙道 達也
株式会社マーケティングフルサポート代表取締役/マーケティングコンサルタント/プロデューサー