ゼロイチで事業を興す必要はない
■成功例を探して道筋を立てる
事業を考えるにあたっては、自分が挑戦したい事業をすでに手掛けている人や業界で成功している人を参考にするのが近道です。成功者という前例があるわけですから、ゼロイチで事業を興すよりもはるかに現実味があります。成功者を見れば、成功した方法もある程度までは分かりますので、その方法を真似することができます。
例えば、コーチングでフリーランスを目指す場合、僕がやっていることや、これまでやってきたことを細かく真似ていけば、理論上は年商6億円くらいの成果が狙えます。この業界にはさらにたくさん稼いでいる人がいますし、時間と人付き合いの自由を手に入れ、楽しく生きている人もいますので、そのような人を見つけ、事業の内容や事業モデルを真似することもできるでしょう。
成功する方法は無限にありますが、わざわざ難しいことをする必要はありません。成功者が成功への近道を示してくれているわけですから、その道をたどるほうが成功率が高く、確実性も高いと思うのです。
受動的な姿勢で自然に入ってくる情報を見るだけでは表面的なことしか分かりません。稼げるかどうかを考えるためには、自分から情報を探しにいくことが大事です。
どの業界にも、稼いでいる人はいるものです。自由に楽しく働いている人もいます。そういう人たちの存在は、普通に暮らしているとなかなか分かりませんが、少し調べれば見つかります。その人のセミナーを聞きに行ったりすれば、誰向けに、どんな仕事をして稼いでいるのかが見えてきます。そのような例をたくさん探してほしいと思います。
やりたい仕事や興味がある分野を深掘りすれば、事業のつくり方が分かり、何をすればよいかが見えてきます。字を覚える時に手本を見るのと同じで、事業もまずは手本を見つけ、真似することが基本です。