築20年超の物件、安いのはいいがトラブルが多すぎる
このように複数の見方をすれば、650万円という多額のリフォーム費用も怖くない。しかし、瞬間的にそんな多額なおカネを準備していなかったので、日本政策金融公庫からしっかり融資を受けた。
公庫も修繕費というと嫌がりそうなので、リノベーションによる収益改善です!と言いきったら、すんなり貸してくれた。きっかけはネガティブでも、結果はポジティブに。ピンチはチャンスだ。
このように、築20年を超えた物件は、振り返ってみると、設備トラブルが多発している。それを前向きに解決できるかどうか…若いうちは勉強だと思ってやっていたが、おじさんになってくると、段々めんどくさくなってくる。子供が生まれると、さらに自分の時間が取りづらくなり、それよりは、トラブルが事前に起きないためにはどうしたら良いか…という予防の意識の方が強くなった。
そこで出した結論は、比較的メンテが楽な新築だ(というよりも、中古物件価格が一気に上がってきたため、「出来上がったものを買う」ではなく、「土地から買って作り上げた方が利回りが上がる」という外的な景気要因もあったことが大きいが)。
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
■恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ
■47都道府県「NHK受信料不払いランキング」東京・大阪・沖縄がワーストを爆走