総武線沿いの3駅…住むならどの駅にすべきか?
江戸川を渡れば、東京都の「小岩」、千葉寄りの隣駅は市の中心である「本八幡」となる「市川」。総武線沿いに並ぶ3駅で住むのに迷ったら、どの駅を選ぶべきでしょうか。
1K、駅徒歩10分以内の平均家賃を比べてみましょう。前出のとおり、「市川」は6.13万円に対し、「小岩」は5.98万円、「本八幡」は5.69万円。3駅では「市川」が最も家賃は高め。ただしどの駅も20代の適正家賃内というリーズナブルな水準です(家賃水準は、公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合7月12日調べ)。
交通面では、「市川」は総武線の快速が止まり、「東京」や「品川」への所要時間が短いというメリットがあります。一方、「本八幡」は京成線が使えるほか、都営地下鉄新宿線の始発駅という魅力があります。
生活利便性では、どの駅も適度に商業が集積し、駅周辺にスーパーやドラッグストアがあり、最寄り品の購入に困ることはありません。また単身者でも気兼ね入れる飲食店も多く、外食がメインの人でも暮らしやすい環境です。
この3駅を比べた際、家賃水準では「本八幡」に軍配があがります。交通利便性であれば、「東京」〜「品川」への所要時間なら「市川」、座って通勤がしたいというなら「本八幡」がおすすめです。生活利便性では3駅とも申し分ありません。街の個性で選ぶなら「小岩」が一歩頭が抜けている印象。治安で悪くいわれることが多いですが、下町情緒と人情味で、ほかにはない独特の雰囲気を醸し出しています。
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