どこの街に住むかの選択は、仕事やプライベートに大きな影響を与える。さらに家賃が家計支出の大きなウェイトを占めることを考えると、居住地は資産形成までも左右するといえる。総合的に考えて住みやすい街はどこなのだろうか? 20代後半から30代前半の単身会社員の住み心地を考えていこう。今回取り上げるのは、JR、西武鉄道、東武鉄道、東京メトロが乗り入れる「池袋」。

怖くて危険な街が一変!話題の再開発が続々

このように拡大を続けてきた池袋ですが、その立地から「埼玉の首都」などと揶揄されることも。2000年代初頭には、社会現象にもなったチーマーやギャングが集まる街として知られたり、2014年には「消滅可能性都市」として東京23区内で唯一、豊島区が選ばれたり…と、ネガティブな印象が先行する街でした。しかし近年、そのようなイメージを一新する、大規模な再開発が次々と行われています。

 

まず2015年、「池袋」駅東口から徒歩10分ほどの南池袋の一角に誕生した、豊島区新庁舎。区民の税金を投入せず建てられた高さ約189m、地下3階・地上49階の建物で、上層部は分譲マンション、低層部が豊島区役所になっています。全国の初の試みとして、連日マスコミでも話題になっていたので、覚えている人も多いでしょう。

 

そして旧区役所と隣接する豊島公会堂跡地に、今年7月1日にオープンしたのが「ハレザ(Hareza) 池袋」。昨年、先行オープンしていた多目的ホール「東京建物 Brillia HALL」や、ポニーキャニオンが運営する「未来型ライブ劇場『harevutai(ハレブタイ)』」、ドワンゴが運営するオープン型スタジオ「ハレスタ」、シネコン「TOHOシネマズ池袋」など、個性豊かな8つの劇場空間を有する複合商業施設で、新たな池袋のシンボルといわれています。

 

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さらにテレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の舞台である池袋西口公園は、劇場公園としてリニューアル。シンボル「グローバルリング」をもった野外劇場は、クラシックコンサートや演劇などに対応。インフォメーション機能を持つカフェも整備されています。

 

さらに計画が進んでいるのが、LRT。「Light Rail Transit」の頭文字をとったものです。イメージとしては「低床式車両でバリアフリーな路面電車」が近しいでしょうか。2006年、日本で初めて富山市で導入され、宇都宮などの都市でも導入が検討されています。そして、ここ池袋では、「池袋」駅からサンシャインシティの間の約2キロを結ぶ計画が検討されているのです。

 

長らく巨大ターミナルで、日本有数の繁華街でありなりながら、どこか格下に見られがちだった池袋でしたが、今後、日本の最先端をいく、憧れの街になるかもしれません。

 

池袋西口公園
池袋西口公園

 

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