前回は、資本的支出で耐用年数が変わることを説明しました。今回は、課税の繰延の点で新車より中古車のほうが有利な理由について見ていきます。

新車と中古車の減価償却費を具体的に計算すると・・・

社用車としては4年落ちの中古車が節税になると巷間よくいわれています。なぜ新車ではなく4年落ちの中古車なのでしょうか? それは、課税の繰延の点で中古車のほうが有利だからです。新車と中古車の耐用年数を比較してみましょう。

 

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本連載は、2014年4月25日刊行の書籍『スゴい「減価償却」』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。
本連載の内容に関しては正確性を期していますが、内容について保証するものではございません。取引等の最終判断に関しては、税理士または税務署に確認するなどして、ご自身の判断でお願いいたします。

スゴい「減価償却」

スゴい「減価償却」

杉本 俊伸+GTAC

幻冬舎メディアコンサルティング

「減価償却で節税」とはよく聞きますが、課税と節税の仕組みを十分に理解して使いこなせている人は多くありません。 減価償却を活用するポイントは、タックスマネジメントです。タックスマネジメントとは、税額や納付のタイミ…

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