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もしかしてドライアイ!? 自分でチェックするには?

本連載は、医療コミュニケーションの研究とともに、患者さんへ病気の知識をわかりやすく伝える活動を続けている眼科専門医・平松類氏の著書『本当は怖いドライアイ』(時事通信出版局)の中から一部を抜粋し、ドライアイの基礎知識と対処法をご紹介します。

ドライアイを疑ったら、まず現状の把握を

ドライアイと言われた。言われてはいないけれどもなんだか最近目が乾く。そんなときに自分がどの程度わるいのかというのは知りたいものです。どの程度わるいかをわかっておけば、今後の治療の中でどのくらいよくなってきているのかを感じることができます。

 

さて、あなたのドライアイは今どの程度でしょうか? 自己チェックの方法を二つご紹介します。一つは「まばたき我慢チェック」です。もう一つは「チェックリスト」によるチェックです。どちらもあなたのドライアイがよくなれば数値がよくなってきますので、参考になるでしょう。1カ月くらいたったらどの程度よくなったかを確認してみましょう。

ドライアイの程度がわかる「まばたき我慢チェック」

まばたきをどれくらい長く我慢できるかでドライアイの程度を見ます。これであなたがどれくらいのドライアイなのかがわかります。

 

1.まずは鏡に向かってください。小さい鏡でも洗面台の鏡でもなんでもけっこうです。

2.次に鏡に向かって目を大きく見開いてみてください。

3.その状態で何秒我慢できるか数えてみましょう。

 

数えるのに集中するとまばたきしてしまうかもしれません。難しい場合はストップウォッチを使うか、秒単位で計れる時計を使って何秒我慢できたかを確認しましょう。

 

10秒未満は赤信号(ドライアイが強い状態です)

30秒未満が黄信号(ドライアイの疑いです)

30秒以上が青信号(合格です) です。

 

さて、なぜまばたきの我慢でドライアイの程度がわかるのでしょうか?

 

ドライアイの人は目が乾くためにまばたきを我慢するのが難しいのです。まばたきをしなくていいということは、目が簡単には乾かないということです。目が乾きやすい人は目を開けているのがつらくなって、ついつい目をつぶりたくなってしまうのです。

昭和大学兼任講師
彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長
三友堂病院非常勤医 医学博士、眼科専門医。

愛知県田原市出身。自身がドライアイであり克服した経験をもつ。医療コミュニケーションの研究のなかで患者さんが病気を知ることがより良い治療のために大切なことを知り、病気の知識をわかりやすく伝える活動を続ける。
主な著書に『緑内障の最新医療』『黄斑変性・浮腫で失明しないために』『その白内障手術、待った!』(時事通信社)など多数。テレビ、新聞、ラジオ、雑誌などのメディア取材にも精力的に応じている。
ブログ http://www.hiramatsurui.com/

著者紹介

連載本当は怖い「ドライアイ」の基礎知識と対処法

本連載は、2017年1月20日刊行の書籍『本当は怖いドライアイ』から抜粋したものです。最新の内容には一部対応していない可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

 

 

本当は怖いドライアイ

本当は怖いドライアイ

平松 類

時事通信出版局

医師も軽く考えがちなドライアイ。 目薬で一時的によくなっても、根本は治っていません。 でも、安心してください。 いい対処法があるのです。この本に出会ったことが、苦しみと決別するチャンスです。 目が乾燥することによ…

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