著者紹介

鎌倉 達郎

聖心美容クリニック

統括院長

宮崎医科大学(現・宮崎大学医学部)卒業後、九州大学の第二外科に進み、外科医として6年間働く。その後、ごまかしがきかず結果で評価される美容医療に魅力を感じ大手美容外科で5年間勤務。価値観に共感した聖心美容クリニックに転籍し、各地の院長を務めたのち2004年統括院長に就任。2023年より患者様の担当からは退き、後進の育成に注力している。2017年公立大学法人横浜市立大学医学部臨床教授に就任。2022年より日本美容外科学会(JSAS)理事長に就任。

▷ 聖心美容クリニック 医師紹介ページ(鎌倉達郎):https://www.biyougeka.com/doctor/kamakura/
▷ 聖心美容クリニック公式サイト:https://www.biyougeka.com/

書籍

信頼経営 仕事人として、人として何よりも大切なこと

『信頼経営 仕事人として、人として何よりも大切なこと』

鎌倉 達郎

美容整形――。 今でこそ、QOLを向上させる医療サービスとして、広く受け入れられるようになり、自ら美容整形を受けたと公言する芸能人も珍しくなくなりました。しかし、この言葉を聞いて「怖い」「不安」「信用できない」といったマイナスなイメージを持つ人も少なくありません。このような美容医療業界のなかで著者は、いかにして「患者様やスタッフ、そして業界の仲間と信頼関係を育むか」が重要な課題であると語ります。 著者は外科医としての約6年間の勤務後、美容外科医となり、現在は日本・アジアに展開する聖心美容クリニックの統括院長を務めています。自身だけでなくグループ全体が成長してこられたのは、何よりも「信頼」を育んできたからだと著者は考えています。 例えば、どれほど治療技術や機器が優れていたとしても、信頼が築けていなければ患者様の不安を拭い去ることはできません。また、いくら医師に技術や経験があっても、クリニックを支えるスタッフたちとの信頼が築けていなければ安全な医療体制を築くことは難しく、患者様に安心を提供することができないのだといいます。また著者は、同じ業界に身を置く他院の医師たちとも信頼関係を大切にしてきました。ビジネス上は競争相手ではあっても敵視するのではなく、より良い技術や知識を共有することで、業界全体の底上げを目指しているのです。 このように人と人との信頼関係を土台にして組織や企業を運営していく経営スタイルを、著者は「信頼経営」と名付けました。合理性や数値目標だけを考えて経営を行うのではなく、人間性・誠実さ・対話・共感といった〝見えない力〟を大切にする――それが信頼経営です。 本書では、美容医療という特殊な世界の中で、医師そして組織のトップである著者がどのように信頼を築き、育て、守ってきたのか、実際に行ってきた工夫や取り組み、あるいは苦い失敗談も含め「信頼経営」について率直につづっています。 「信頼」というテーマは、すべての仕事、組織、人間関係に通じる本質であり、決して美容医療の現場に限った話ではありません。すべてのビジネスパーソンに向けて、信頼関係を築くことの大切さを伝える1冊です。

書籍紹介

掲載記事

[連載]急成長する「美容医療業界」で「信頼経営」をいかに積み上げてきたか?

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