[連載]台湾有事は日本有事!中国にはいったいどれほどの軍事力があるのか?

徹底した秘密主義と権謀術数を常套手段とする中国の政治・軍事の実情を知ることは、至難の業である。中国軍が「ソ連(ロシア)型軍隊」であり、ロシア軍と軍事的類似性があることを踏まえ、ウクライナ戦争におけるロシア軍の軍事作戦の実態を分析し、そこから中国軍の実体や実力について何が類推でき、どのような問題や課題があるかを明らかにした。
その上で、日本が直面する危機にどう備えるべきか、日本の安全保障・防衛体制強化の方向を明示した。

本連載の著者紹介

1947年長崎県生まれ。防衛大学校卒業(13期生、機械工学専攻)、陸上自衛隊高射特科部隊等に勤務。この間、米陸軍指揮幕僚大学留学。第2高射特科群長、第2高射特科団長兼飯塚駐屯地司令、第7師団副師団長兼東千歳駐屯地司令、第6師団長、陸上自衛隊幹部学校長等を歴任。2003年退官(陸将)。現在、日本安全保障戦略研究所副理事長兼上席研究員、偕行社・安全保障研究会研究会、隊友会参与等を務める。

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