8月の「外国人orインバウンド」関連現状判断DI、53.3と2ヵ月連続50超。先行き判断DIは55.9と4ヵ月連続50超
8月の現状判断DIは53.3と7月54.6よりは1.3ポイント低下しましたが、2ヵ月連続50超になりました。「観光最盛期を迎え、国内客、インバウンド共に、特に個人客の利用が好調であった」という北海道のその他サービスの動向を把握できる者[フェリー]・従業員のコメントがありました。
一方、先行き判断DIは55.9で7月の54.5から1.4ポイント上昇、4ヵ月連続で50超になりました。「今後も集客のための催事やイベントの強化のほか、インバウンド売上の回復で売上は増える見通しである。また、外商売上も高級ブランドを中心に好調な推移が予想される」という近畿の百貨店・サービス担当のコメントがありました。
明るい材料…「夏休み」関連現状判断DIは59.0、「大型連休」関連先行き判断DI60.0と、景況判断の分岐点50超に
明るい材料をみると、「夏休み」関連現状判断DIは59.0、コメント数は36人でした。「夏祭り、夏休み、お盆休みにより需要が増加している。」というコメントが、東北の都市型ホテル・支配人からありました。
また、9月には2015年以来の大型連休(シルバーウイーク)の5連休があります。8月の「大型連休」関連先行き判断DIは60.0と、7月の59.1からさらに0.9ポイントですが上昇しました。沖縄の観光名所から「8月は台風などの影響もあり景気は悪かったが、9月以降は大型連休もあり、景気が良くなるとみられる」というコメントがありました。
※なお、本投稿は情報提供を目的としており、金融取引などを提案するものではありません。
宅森 昭吉(景気探検家・エコノミスト)
三井銀行で東京支店勤務後エコノミスト業務。さくら証券発足時にチーフエコノミスト。さくら投信投資顧問、三井住友アセットマネジメント、三井住友DSアセットマネジメントでもチーフエコノミスト。23年4月からフリー。景気探検家として活動。現在、ESPフォーキャスト調査委員会委員等。


