8月「中東」関連現状判断DI、先行き判断DIとも40台に。コメント数減少傾向、中東情勢による悪影響が薄れる内容に
8月「中東」関連現状判断DIは45.6と今年の最高水準に上昇しました。一方、先行き判断DIは8月43.8と再び6月の46.3に次ぐ40台になりました。
8月では「中東」に関するコメントをした人が現状34人、先行き108人と、7月の77人、先行き188人から減少しました。4月の218人、先行き402人をピークに大幅に減少傾向にあります。
8月の「ナフサ」関連現状判断DI58.3と初めて50超になりました。コメント数は9人と7月と同じで、1ケタでした。
「原油・ナフサ由来の原料や資材の調達環境は改善しており、半導体や自動車関連を中心に受注や引き合いが増加しています。一方、仕入価格の高止まりや価格転嫁の難しさに加え、人手不足に伴う人件費の増加などから、十分な利益確保には至っていない。しかし、先行受注も相応量が見込めるとの期待感もあり、景況感は好転している」
という東北のその他企業[協同組合]・職員のコメントがありました。
一方、「ナフサ」関連先行き判断DIは33.3で7月の29.2より4.1ポイントと改善しましたが低水準でした。コメント数は6人と3月以来の1ケタに減少しました。「中東情勢の先行きが引き続き不透明なことが懸念材料となっている。ナフサ関連については、以前のような流通段階での目詰まりは解消しているものの、価格が高止まりしており、業種を問わず経営を圧迫している。そのため、今後の景気はやや悪くなる」と北海道の職業安定所・職員のコメントがありました。中東情勢の先行きが不透明なままだと、先行きは厳しくなるかもしれないと予想するウォッチャーは一定数残っている状況です。
8月「価格or物価」関連判断DIは現状判断DI42.3、先行き判断DIは41.4で、6ヵ月ぶりに40台に回復。景況感の足を引っ張る程度が低下
7月から8月へかけて「価格or物価」関連現状判断DI38.7から42.3へ上昇し、先行き判断DIは38.9から41.4に上昇しました。どちらも6ヵ月ぶりの40台ですが、中東情勢が悪化する前の2月の現状判断DI46.3、先行き判断DI46.2には届いていません。
コメントしたウォッチャー数を先行き判断でみると、中東情勢緊迫化の影響で、2月の266人から3月は541人に大幅に増加しましたが、その後は4月446人、5月402人、6月396人、7月373人、8月356人でやや減少してきました。




