「全員で義実家に集まる」にとらわれない新しい選択肢
家族そろって義実家に帰省し、元気な姿を見せることが親孝行――。そんな考え方は今も根強くあります。一方で、子世代にとっては、長距離の移動に加え、帰省先での家事や親族への気遣いなど、目に見えない負担も少なくありません。
ソニー損保の『2026年お盆の帰省に関する調査』によると、「自分の実家へ帰省することにストレスを感じる」割合は24.9%。一方で、「配偶者の実家へ帰省することにストレスを感じる」割合は、42.2%。女性だけを見ると51.1%と半数を超えています。
また、帰省を受け入れる親世代側も、準備や食事の支度、片付けなどに負担を感じているという声も聞かれます。
だからこそ、これまで当たり前とされてきた「お盆には家族全員で帰省する」という形にこだわらず、それぞれの家庭の事情に合わせて、帰省の方法を考えることも選択肢の一つでしょう。
たとえば、
・お正月とお盆のどちらか片方だけ帰省する(特に体力を消耗しやすい夏場のお盆帰省はやめる)
・滞在期間を3泊から1泊に短縮するか、日帰りにする
・義実家には泊まらず、近くのホテルに宿泊する
・妻は自分の実家へ、夫は自分の実家へそれぞれ帰省する(セパレート帰省)
など、負担を減らしながら親族と顔を合わせる方法はいくつもあります。
親族の集まりや絆はもちろん大切です。ただ、「みんなで集まること」だけを親孝行と考えず、それぞれが無理なく続けられる形を探すことが、結果として家族の関係を長く保つことにつながるのではないでしょうか。
出典:ソニー損害保険株式会社『2026年お盆の帰省に関する調査』
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