「馬鹿な使い方をしたもんです」…〈貯金350万円〉60歳男性、絶縁の父から転がり込んだ6,200万円に歓喜。高級マンション、海外旅行…夢の生活の〈終着駅〉

「馬鹿な使い方をしたもんです」…〈貯金350万円〉60歳男性、絶縁の父から転がり込んだ6,200万円に歓喜。高級マンション、海外旅行…夢の生活の〈終着駅〉

思いもよらない大金が、ある日突然舞い込んできたら――。老後のお金の不安から解放されたような気持ちになるかもしれません。しかし、苦労して築いた資産ではないからと、お金の重みを見失ってしまえば、あっという間に状況が変わることもあります。絶縁状態だった父から受け取った遺産で人生が変わったと思った男性が、その後たどった道とは? 見ていきましょう。

「自分へのご褒美」から始まった、金に溺れる日々

「これまで惨めな思いをして耐えてきたんだ、お金は有意義に使わせてもらおう」

 

退職後、まずは一生行くことがないと思っていた海外旅行へ。英語が話せないのがネックでしたが、割高の添乗員付きツアーでも十分支払えます。憧れのハワイに行き、それまでの会社員生活を自ら労いました。

 

次は車。車を持つ余裕がない暮らしが一転、約800万円の輸入外車を購入。「まさか自分のものになるなんて」――その感激はひとしおでした。

 

そして、住まいも変えました。急行が止まらない駅の家賃6万円のアパートから、ターミナル駅近くの家賃20万円のマンションへ。「この家に見合う人間になりたい」と、身なりにも気を使うようになり、パーソナルジムにも通い始めました。

 

すべては、お金がなければ歩まなかった経験です。通帳から100万円単位でお金が消えていっても、この時点ではまだお金は残っていました。

 

ここで満足していれば、あるいは“幸せに暮らしました”で終わることができていたかもしれません。しかし、田中さんが次に求めたのは「異性との楽しい時間」でした。

 

若い女性におだてられ、高級シャンパンをポンポンと開ける快感。会社で誰からも尊重されず、低年収だからと夢を持てなかった田中さんにとって、「夜の街」は至高の居場所になってしまったのです。

 

1夜で数十万円を落とすような生活。資産は目に見える速さで溶けていきました。

次ページ5年後――残高を見て青ざめた夜

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録