(※写真はイメージです/PIXTA)

孫と過ごす時間は、多くの祖父母にとって大きな喜びです。しかし、食事やレジャー、お小遣いなど、帰省のたびに出費がかさむのも事実。お盆に続いてシルバーウィークにも帰省となれば、「またか……」と感じるシニアがいても不思議ではありません。子ども世帯にとっては親孝行でも、祖父母にとっては「孫疲れ」「孫散財」の連続になってしまうことも。見ていきましょう。

「9月にまた行くかも」…お盆帰省の帰り、娘からの“怖い予告”

「今年はシルバーウィークが長いから、また行くかもしれないって。聞いた瞬間、妻と顔を見合わせました」

 

そう話すのは、地方在住の浩二さん(67歳・仮名)。妻の恵子さん(66歳・仮名)と2人で暮らしています。

 

毎年夏の恒例イベントになっているのが、東京で暮らす子と孫の帰省です。今年のお盆も、長女一家4人が3泊4日で帰ってきました。

 

「孫が来るのはもちろん嬉しいですよ。普段は離れて暮らしていますから、成長した姿を見るのも楽しみです」

 

ただ、楽しい代わりに出費がかさみ、体力が奪われるのも事実です。

 

帰省前には、孫たちが好きなものをそろえておこうと食料品を買い込み、外食にも何度か出かけました。孫2人にはそれぞれ1万円ずつのお小遣いも。さらに、滞在中に近くのレジャー施設へ出かけた際の入場料や食事代なども、祖父母側が負担。

 

4日間で使った金額を後から計算してみると、食費や外食費、お小遣い、レジャー費などを合わせて約15万円に。それでも、次に会えるのはお正月だからと、納得していました。

 

しかも、今年は例年とは違いました。娘が帰りがけにこう言ったのです。

 

「今年はシルバーウィークの休みが長いから、またみんなで行くかも。そのときはよろしくね!」

 

浩二さんは思わず、「えっ、また?」と声を漏らしそうになったといいます。

 

年金は夫婦で月25万円、貯金は2,800万円。お金の心配は今のところありませんが、昔のように勤労収入がないなかでは、帰省を出迎えるための支出が「まったく気にならない」とはいえません。

 

また彼らのためにお金を使い、出迎えるための準備をするのか――。夫婦は話し合い、ある決断をしたといいます。

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