後悔は誰にでもある――豊かな老後を過ごしていくために
「今日も暑いね」と笑い合える相手もおらず、夏休みの賑わいに肩身が狭くなる自分。お金と引き換えに、大切な機会を排除し続けてきたのではないかという思いを抱えてしまう――。
しかし、人生には誰しも「IF」があり、どのルートを選んでも何らかの後悔は残るもの。家族を持った人は「自由な時間やお金が欲しかった」と羨み、挑戦をした人は「もっと安定した道をとればよかった」と嘆くこともあります。
高橋さんが選んだのは、「金銭的に安心できる将来」という道でした。そして、その目標はしっかりと叶えられています。孤独死の恐怖があれば、電気・ガスの使用量で異変を察知する見守りサービスや、警備会社の駆けつけシステムを契約できますし、身体の調子が悪くなれば、手厚い介護付き有料老人ホームも検討できます。
これらはすべて、彼が40年間、誘惑に負けず節約して築き上げた「8,000万円という資産の力」です。
家族連れの中で一人でいる気まずさは、高橋さん自身が「昭和的な家族像」に縛られているからこそ感じる幻想なのかもしれません。実際、総務省「2020年国勢調査」によると、単身世帯は全世帯の約38%を占めています。ソロ活や一人行動が当たり前になった現代において、周囲をよく見渡せば、高橋さんのような人は珍しくないはずです。
「あの時もっとこうしていれば」と過去のIFに囚われるよりも、自分の努力で作り上げた“安全基地”の上で、「資産をどう自分のために使っていくか」という課題に向き合う。そのほうが、ずっと豊かな老後を過ごしていけるのではないでしょうか。
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