審査、採択、交付・・・正しい意味を理解しておく
今回は助成金の受給までに出てくる様々ないまさら聞けない用語について解説します。聞いたことはあるけれど、詳しい意味は・・・という方に必見です。
①申請とは・・・
事業者が助成金を申し込むこと。事業の内容や必要経費についてまとめた申請書という形で、所轄の事務局に提出します。
②審査とは・・・
事務局が申請書をもとに助成金の交付を受けるのに適切な事業内容かどうかを審査員が審査します。
③採択とは・・・
事務局が助成金の交付を受ける事業者を選ぶことです。申請された全事業者に採択か不採択かの結果を通知します。
④交付とは・・・
採択された事業者が、必要な経費等を申請します。それが事務局に受理され、交付決定通知書に記載される内容で助成金が受けられる事業内容や費目と金額(概算)が決まります。
⑤実施とは・・・
補助事業者が申請した内容で事業を実施することです。※補助事業者=補助が認められた事業者のこと
用語を理解すれば、申請から受給までの流れがわかる
⑥報告とは・・・
補助事業の実績について、どんなことをしたか、どんな効果があったかを写真や文章で報告する報告書を事業者が作成することです。補助金の対象となる経費についての支払い実績のわかる領収書や契約書などのエビデンス(証拠)の用意も必要です。
⑦検査とは・・・
事務局が申請通りに事業が実施され、経費が適正に支出されたかをチェックします。必要に応じて現地調査やヒアリングが行われる場合もあります。
⑧確定とは・・・
補助事業が適正に行われたと認められると助成金額が決まります。
⑨請求とは・・・
補助事業者が、確定した金額を事務局あてに請求することです。
⑩入金とは・・・
補助事業者の指定鋼材に事務局が請求された金額を入金することです。
これらの用語がわかると、申請~受給までの流れがよくわかるようになりますね。