「給料が安くて悪かったな」…役職定年で収入激減の55歳夫、妻の昇進にプライド崩壊。世帯年収1,800万円超・共働き夫婦を襲った“収入逆転の代償”

「給料が安くて悪かったな」…役職定年で収入激減の55歳夫、妻の昇進にプライド崩壊。世帯年収1,800万円超・共働き夫婦を襲った“収入逆転の代償”
(※写真はイメージです/PIXTA)

共働きが当たり前になった現代。夫婦のどちらかが昇進したり、あるいは肩書を失ったりして、収入が逆転することもあるでしょう。しかし、そこに不要なプライドが絡むと、夫婦関係は思わぬ方向へ進むことがあります。都内で暮らす夫婦は、夫の役職定年・妻の昇進をきっかけに関係が悪化。すれ違いの末、妻が下した決断とは――。

共働きが当たり前の時代に

総務省統計局「労働力調査(詳細集計)2024年版」を基にした独立行政法人労働政策研究・研修機構の発表によると、2024年の共働き世帯数は1,300万世帯に達し、専業主婦世帯の508万世帯の約2.6倍にのぼっています。もはや共働きは特別な働き方ではありません。

 

また、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(令和7年)」では、女性の月額賃金(フルタイム)は28万5,900円。男性を100とした場合の女性賃金は76.6で、比較可能な1976年以降で最も格差が小さくなりました。さらに女性の賃金上昇率は3.9%と、男性の2.8%を上回っています。

 

女性の管理職登用も進み、夫婦間で収入が逆転するケースは今後さらに増えていくでしょう。転職、病気、育児、介護――。ある時期は夫が支え、別の時期は妻が支えることもある。協力し合わず優劣を競っていては、結婚生活を続けることが難しくなってもおかしくありません。

妻の決断「くだらないプライドに、これ以上付き合えない」

「もう付き合いきれない」

 

真紀さんは、何度も歩み寄ろうとしました。けれど、武さんの不満は消えません。ある日、息子の教育費について話していたとき。武さんはため息をつきながらこう言いました。

 

「お前のほうが稼いでるんだから、お前が決めればいいだろ」

 

それが決定打となり、真紀さんは息子を連れて家を出ました。離婚はまだ成立していませんが、別居という形を選んだのです。

 

「くだらないプライドに、これ以上付き合っていたくなかったんです。自分の不機嫌を家族にぶつけ続ける人とは、暮らせないと思いました」

 

そう語る表情は、どこか吹っ切れたようにも見えました。

 

収入が逆転すること自体は問題ではありません。肩書きや年収は人生のなかで変わります。しかし、夫婦が同じ方向を向いて歩き続けるためには、「どちらが上か」という発想を手放せるかどうかが問われているのかもしれません。

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

 

【注目のセミナー情報】​​​

【相続対策】6月11日(木)オンライン開催

弁護士が見てきた「失敗事例」から学ぶ!
「相続×アパート活用」のリアル

 

【短期償却】6月13日(土)オンライン開催

《所得税対策×レバレッジ投資》
インフラ活用でキャッシュを効率的に残す仕組み

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧