「必死に貯金してきた。でも、後悔しています」…夫も知らぬ間に“7,200万円”を貯め込んだ69歳主婦。老後を謳歌しようとした矢先の「想定外の事態」

「必死に貯金してきた。でも、後悔しています」…夫も知らぬ間に“7,200万円”を貯め込んだ69歳主婦。老後を謳歌しようとした矢先の「想定外の事態」
(※写真はイメージです/PIXTA)

現役時代から徹底した節約を続けてきた女性。貯めた資産は7,200万円にのぼり、ようやく自由な老後が始まるはずでした。しかし、娘からのSOSをきっかけに、生活は一変します。「もっとお金を使っておけばよかった」……そう語る理由とは?

娘のSOSに駆け付け、孫の面倒を見る日々

都内で共働きをしている長女に生まれた初孫は、恵子さんにとって目に入れても痛くない可愛さでした。しかし、長女にとって初めての育児は、想像以上に過酷なものでした。

 

なかなか泣き止まない我が子を前に、頼れる人も近くにおらず、文字通りのワンオペ育児。眠れぬ日々に、「私の育て方が悪いのかな……」。夜も眠れず、育児のプレッシャーで追い詰められていく娘を、恵子さんは見過ごすことはできませんでした。

 

恵子さんは週の半分、娘の家に通う生活をスタート。時には娘を外出させ、恵子さんだけで面倒を見ることもありました。

 

かつて想像していた、夫婦で優雅に温泉を巡ったり、海外へ飛んだりする豊かな老後。その気力も時間も、いまの恵子さんにはありません。さらに、恵子さんを複雑な気持ちにさせたのが、夫の行動でした。

 

「俺は子育てもノータッチだったし、孫のことは正直どうしていいかわからん」

 

そう言って、夫は孫の手伝いから離脱。恵子さんが娘の家で神経をすり減らしている間、夫は退職金と貯金で一人、趣味のゴルフや小旅行へと出かけていくのです。

 

「娘も孫も、とても可愛い。ですが、思っていた老後と違うのは確かです。夫を見るとイライラしますが、同時に羨ましい。『こんなことになるなら、ケチケチせず、家族みんなが若くて元気だった頃に、もっとパーッとお金を使って良い思い出を作っておけばよかった』。そんな後悔は、どうしても出てきてしまいます」

 

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