「必死に貯金してきた。でも、後悔しています」…夫も知らぬ間に“7,200万円”を貯め込んだ69歳主婦。老後を謳歌しようとした矢先の「想定外の事態」

「必死に貯金してきた。でも、後悔しています」…夫も知らぬ間に“7,200万円”を貯め込んだ69歳主婦。老後を謳歌しようとした矢先の「想定外の事態」
(※写真はイメージです/PIXTA)

現役時代から徹底した節約を続けてきた女性。貯めた資産は7,200万円にのぼり、ようやく自由な老後が始まるはずでした。しかし、娘からのSOSをきっかけに、生活は一変します。「もっとお金を使っておけばよかった」……そう語る理由とは?

「宝くじでも当たったのか?」夫も驚く貯蓄額

恵子さん(仮名・69歳)は、郊外の分譲マンションで夫(71歳)と暮らす主婦。夫の現役時代の年収はおよそ950万円前後。一方の恵子さんも、事務のパート勤務を長年続け、年収は180万円程度。世帯収入は1,000万円を超え、それなりにゆとりのある家庭でした。

 

しかし、家計を担う恵子さんの支出管理は常に徹底していました。「私自身、貧しい家に生まれて苦労しました。だから、ちゃんと貯金して、子どもを育て上げて、老後も困らず暮らせるように、必死だったんです」

 

そう語る恵子さんは、常に「我が家には余裕がない」と言い、余計な出費は排除してきました。夫のお小遣いも制限し、家族での外食や旅行もほとんどなし。「よそはよそ、うちはうち」と割り切り、貯蓄に励む日々が続きました。

 

その積み重ねの結果、住宅ローンは早期に完済し、子どもたちも独立。退職時の夫婦の資産は、約7,200万円に達していました。

 

「夫は唖然としてましたね。『宝くじでも当たったのか?』って(笑)」

 

ここまでくれば、もうお金を使っても大丈夫。あとはお金を有効活用するだけ。そう思っていました。しかし、待っていた老後は、思いもよらぬものでした。

 

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