「もう、会いにこなくていい」…年金月24万円・慎ましく生きる72歳祖父「54万3,250円」クレカ明細に仰天。“目に入れても痛くない”12歳初孫を拒絶した日

「もう、会いにこなくていい」…年金月24万円・慎ましく生きる72歳祖父「54万3,250円」クレカ明細に仰天。“目に入れても痛くない”12歳初孫を拒絶した日

ゲームをしたいとせがまれ、孫にスマートフォンを貸した祖父。ところがクレジットカードの利用明細には目を疑うような高額請求が……。便利さと課金が隣り合わせになった時代に起きた、まさかの事態とは?

身に覚えのない請求…大金とともに失った「大切なもの」

異変に気付いたのは、翌月のこと。クレジットカードの利用明細を開いた義郎さんは、ありえない金額に唖然としました。

 

そこには、身に覚えのないデジタルコンテンツ利用料の請求、「54万3,250円」の記載。調べるうちに、それがゲーム課金の請求だということがわかりました。

 

一度クレジットカード情報を登録すると、設定によっては、その後も再認証なしで購入できる場合があります。圭くんはその状態になっていたスマートフォンで、休みの間に何度も課金を繰り返していたのです。

 

それを知った義郎さんの脳裏に、強烈な葛藤が渦巻きました。

 

「子どもだから『お金の価値がわからなかった』と思いたい。でも、『おじいちゃんならバレない、あるいは、バレても許してくれる』と思っていたんじゃないか? これが悪いことだと、本当にわかっていないでやったんだろうか」

 

娘夫婦に連絡を入れると、すぐに「本当に申し訳ない。全額、責任を持ってこちらで弁済する。本人にも大説教をして、近いうちに謝罪に行かせる」と、沈痛な声でお詫びの言葉が返ってきました。

 

しかし、義郎さんはとっさにこう答えていました。

 

「もう来なくていい。しばらく顔を合わせたくないから」

 

義郎さんに残ったのは、金額以上の心の傷でした。

 

「お金は、娘夫婦が返してくれるでしょう。でもね、一番悲しいのは50万円が消えたことじゃないんです。どんなに謝られても、もう前のように、純粋に『可愛い』と思うことはできない。それが悲しいんです」

 

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