(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事では、佐野 Mykey 義仁氏の著書『ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い』(KADOKAWA)より、合理的に働くためには日々の仕事でどんなことをすべきか見ていく。

「できなかったことに着目するチェックの頻度」を上げる

僕が勧めたいのは、高速PDCAだ。PDCAを回すのにおいて最重要なことは、できなかったことに着目するチェックの頻度である。

 

たとえば、ある目標を達成するには「北」に行かなければならなかったとしよう。自分では「北」に向かっているつもりでも、いつのまにか「東」に進んでしまっていることがある。1か月に一度の定期チェックで、進路を「北」に戻そうとしたら、大幅な改善が必要になってしまう。その結果、良くて「北東」くらいにしか進路を戻せず、目標達成が遠ざかってしまうのだ。

 

つまり、チェックの頻度が少ないほど改善の労力や時間がかかり、チェックの頻度が多いほど容易に行動の改善ができるのである。

 

仮に、1年に1回しかチェックをしない場合、計画から100%ズレると仮定しよう。これを改善するにはゼロからやり直さなければならない。1か月に1回チェックを行うなら、年間12回なので、1回につき8.3%のズレを修正することになる。1週間に1回チェックを行うなら、年間52回なので、1回につき1.9%のズレを修正すればいい。毎日チェックするならば、1回につき、たった0.3%の修正だけで済むのだ。

 

月1のチェックと毎日のチェックとでは、28倍以上の差が生じるのである。チェックの頻度を多くしたほうが、改善の手間も時間もかからないのだ。

 

もはや改善というより、ちょっとした「軌道修正」と認識したほうがいい。ほぼ無視できるレベルの小さな問題を即座に解決できるので、プランどおりに物事を進めやすいし、問題解決能力も上がっていく。だから、PDCAは、毎日回していくのが最も合理的なのだ。

 

月1の定例会議などで行うと、8.3%もの修正が必要になるので、どこに最大の問題があるのか見えにくくなる。また、問題点を改善するため1か月全力で走り続けなければならないので、とてつもないエネルギーが必要だ。

 

最初の3日くらいは全力で頑張れても、やがて燃え尽き症候群になり、1か月後には何も変わっていない。心当たりのある人もいるのではないだろうか。

 

減点思考によって自分の「粗」や「弱点」を毎日チェックして、毎日軌道修正していけば、自動的に大きな成長が見込めるのである。あなたの目標が「北」へ行くことなら、毎日のPDCAによって、そこまで最短距離の一直線で進んでいけるだろう。

 

 

次ページ「高速PDCA」で著者が上げた成果

※本連載は、佐野 Mykey 義仁氏の著書『ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い

ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い

佐野 Mykey 義仁

KADOKAWA

【真の合理性】「常識」「感情」を捨てれば、最短最速で億万長者になれる。 【4つのゲーム】このフレームワークで、投資もビジネスもシンプルかつ攻略可能になる。 【減点思考】悪口と粗探しで、弱点と「不都合な事実」をあ…

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