(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事では、佐野 Mykey 義仁氏の著書『ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い』(KADOKAWA)より、日本に根強く残る「8時間労働の習慣」と、会社の仕事を短時間で終わらせるための3つのポイントを見ていく。

産業革命以降100年以上続く「8時間労働制」

朝早くから夜遅くまで会社で働いていて、自分の時間を全然つくれない。どうすれば効率よく仕事を終わらせられるか。ビジネススクールでこんな質問をされたことがある。

 

まず、「そもそも8時間労働って長くね?」という話をしよう。日本では、1919年に神戸市の川崎造船所が初めて8時間労働制を導入した。神戸にはご丁寧にも「八時間労働発祥の地」の記念碑まで建っている。

 

日本では1916年に労働基準法の前身といえる工場法が施行されたが、基本的に労働時間は個々の企業に委ねられていた(女性と15歳未満の者だけ最長労働時間が12時間と定められていた)。その後、1947年に労働基準法ができて8時間労働が法的ルールになった。

 

世界に目を向けると、8時間労働はイギリスの産業革命時代に端を発しているといわれている。当時は12~14時間働くのが当たり前で労働者は疲弊していた。そこで「8時間働きましょう、8時間は休みましょう。8時間は自己投資しましょう」といったスローガンができた。

 

その動きは各国にも広がり、19世紀後半にはアメリカのシカゴでも8時間労働にしろというストライキが起きたという。

 

その後、第一次世界大戦後のパリ講和会議でヴェルサイユ条約が調印されたが、その取り組みの中でILO(国際労働機関)が創設された。ここで、労働者が搾取されて貧困にならないよう「1日8時間雇えば、みんな食えるよね」という国際的なルールが示されたのだ。

 

この流れがあって、大昔に決められたルールがいまだ続いているのである。でも、IT化がこれだけ進んだ現在、「8時間って長くね?」という声が上がってきている。というか、8時間にこだわるのは、まったく合理的ではない。にもかかわらず、会社は8時間働くことを強制し、それに従わなければ評価されないというルールが残っている。

 

僕はこのルールが心底くだらないと思い、1日の仕事を2、3時間で終わらせて、あとの時間は自由にやっていた。どうすれば最速で仕事を終わらせられるか、僕がやっていたことを伝えよう。

 

 

次ページ仕事を最速で終わらせる方法

※本連載は、佐野 Mykey 義仁氏の著書『ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。

ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い

ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い

佐野 Mykey 義仁

KADOKAWA

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