退職金の使い道と移住を成功させるポイント
オカネコが実施した「退職金に関する調査」によると、退職金の失敗談の第1位は「退職金を現金で放置してしまった(20.5%)」ですが、「専門家に相談せず、一人で判断してしまった(17.3%)」という声も多く見られます。
まとまった退職金が入ると、老後の生活資金を考慮せずに高額な別荘や住宅を購入してしまうことは、老後の家計を圧迫する要因となります。Kさんのように、退職金に頼らず若いうちから安価な物件を購入し、維持費の安い町村営などを選ぶことは賢明な判断といえるでしょう。
また、地方移住や二拠点生活は理想通りにいかないことも多いのが現実です。イエコン(株式会社Clamppy)の調査データによれば、地方移住をやめた人の約7割が3年以内に離脱しています。その最大の理由は「生活環境の変化」や「買い物の不便さ」でした。
Kさんがこの生活を長く続けられているのは、週末に自宅へ戻って買い出しをするという「都会の便利さ」を手放していない点にあります。いきなり完全な移住を目指すのではなく、まずは手頃な価格の物件で生活拠点を二つ持ち、自分に合ったライフスタイルを模索することが、地方移住や別荘生活で失敗しないためのポイントになるでしょう。
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
