老後の生活設計の難しさを痛感…雅子さんの「新たな生活」
「これまで真面目に働いてきたのに……」
雅子さんは、自営業として老後に備え、投資も行い、将来設計を立ててきたつもりでした。それでも、配偶者を亡くした後の年金制度については、十分に理解できていなかったのです。
国民年金のみの場合、配偶者が亡くなっても子がいなければ遺族年金は支給されない。この事実は、意外と知られていません。
ショックを受けながらも、雅子さんは前を向く決意をしました。夫の遺した資産や投資を活用し、経済的な自立を維持する道を選んだのです。
経理の経験と投資の知識を活かし、資産管理を続けながら、自治体のシニア向け支援や地域活動にも参加。新たな人間関係を築き、精神的な支えを得るようになりました。
子どもや孫も頻繁に訪れ、支えてくれています。
老後の生活には、予期せぬ出来事がつきものです。年金や投資だけでなく、年金制度の仕組み、家族構成による違い、公的支援や地域の助けを含め、多角的に備えておくことが欠かせません。
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