(※画像はイメージです/PIXTA)

事業の成長戦略や円滑な事業承継の手段として、M&A(企業の合併・買収)の重要性は年々高まっています。M&Aにはさまざまな手法があり、企業の状況や目的に応じて最適なスキームを選択することが求められます。本稿では、M&Aの代表的な手法から、実務上の具体的な流れ、企業価値の評価方法、さらには専門機関の手数料体系まで、実務目線でわかりやすく整理します。

マッチングからクロージングまで…M&Aの「5つ」のプロセス

M&Aは単なる売買契約ではなく、長期間にわたる複雑なプロセスで進行します。一般的な流れは次のとおりです。

 

1.意思決定と事前準備

さらなる事業の成長や後継者の不在、資本政策の見直しなど背景はさまざまですが、まずは「譲渡側(売り手)」が、M&Aの実施を検討します。

 

そして経営者は、M&A支援機関やファイナンシャル・アドバイザー、プライベートバンカーなどの専門家と連携しながら自社の財務状況や事業内容を整理し、戦略を練ります。

 

2.マッチングと意向表明

次に、候補となる「譲受側(買い手)」企業をリストアップし、秘密保持契約を締結したうえで情報開示を行います。関心を示した企業からは「意向表明書」が提出され、譲渡価額や買収方法、スケジュール、買収後の経営方針などが提示されます。

 

3.基本合意とデュー・ディリジェンス(DD)

条件面で大枠の合意が得られた場合、「基本合意書」を締結し、買い手から売り手に対しデュー・ディリジェンス(DD)が実施されます。DDとは買収前の詳細調査のことで、財務・法務・事業といった主要分野を中心に、企業の実態や潜在的なリスク、問題点を洗い出します。

 

4.最終契約とクロージング

DDの結果を踏まえて最終条件を交渉し、譲渡契約を締結します。その後、譲渡代金の決済や資産移転などの手続きが行われ、クロージングとなります。

 

5.ポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)

M&A成立後は、両社の事業や組織を統合する「PMI」を進めます。PMIとは、 M&A後に「2つの会社をどう1つにまとめるか」を実行するプロセスのことで、組織文化や人事制度の調整、業務プロセスの統合などを適切に進めなければ、M&Aで期待される相乗効果を十分に発揮することはできません。

 

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