(※写真はイメージです/PIXTA)

遺品整理を進めるなかで、家族が思いがけない事実に直面することがあります。通帳や不動産といった財産だけでなく、「まさか、こんなことまで…」と思うような“親の現実”が、静かに隠されていることも少なくありません。今回は、年金月14万円で細々と暮らしていた86歳の父が亡くなったあと、実家で見つけた“謎の木箱”が、娘の価値観を大きく揺さぶったケースをみていきます。

残された家族の現実

智子さんは、各金融機関に連絡を取り、残債の一括返済と契約終了の手続きを進めました。木箱に残されていた120万円の現金は、返済に充てるつもりで分けて保管していた可能性が高いといいます。

 

「父なりに、“最後はきちんと片をつけよう”としていたんだと思います。でも、何も言ってくれなかったのが、やっぱり寂しかったですね」

 

高齢の親に借金が見つかっても、子どもが自動的に返済義務を負うわけではありません。相続放棄という選択肢もあります。ただし、遺品整理を進めてしまうと、単純承認とみなされる可能性がある点には注意が必要です。

 

親が「大丈夫」と言っていても、老朽化した家、医療費、物価上昇など、年金だけでは見えにくい負担を抱えていることは少なくありません。押入れの奥にあった木箱は、「話されなかった現実」がそのまま残された証のように、重たく感じられたといいます。

 

 

 \6月16日(火)開催/
「相続税の税務調査」

調査対象に選ばれる人・選ばれない人

※本記事のインタビューではプライバシーを考慮し、一部内容を変更しています。

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