(※写真はイメージです/PIXTA)

ワイキキに隣接しながら、観光客にはあまり知られていないハワイの「ゴールドコースト」。世界中の富裕層に長年愛されてきたエリアですが、実際に暮らしてこそ見えてくる“表と裏”の顔もあります。本記事では、希少価値の高い建築背景とエリアの魅力、そして海と共存する暮らしの現実を、株式会社Crossover Internationalの栗原なな氏が詳しく解説します。

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ハワイのゴールドコーストを知っていますか?富裕層だけが辿り着く海沿いの高級コンドミニアム

「ゴールドコースト」と聞くと、オーストラリア随一の観光都市を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実はハワイにも“ゴールドコースト”という愛称で長年親しまれているエリアが存在します。

 

具体的には、ワイキキとダイヤモンドヘッドの間に続く海沿い一帯を指し、世界中の富裕層や著名人から別荘地として選ばれ続けてきた、歴史ある高級住宅エリアです。

 

ダイヤモンドヘッドを背に、反対側には海が手に届きそうなほど近い海岸線が広がり、その間に老舗の高級コンドミニアムが立ち並びます。

 

驚くべきは、その知名度のギャップ。ワイキキ水族館やダイヤモンドヘッドのすぐそばという観光の中心地でありながら、不動産目的でハワイを見る人でなければなかなか辿り着かない、まさに隠れたラグジュアリースポットなのです。

 

近隣に商業施設や大型ホテルが少ないこともあり、喧騒から離れつつ、例えようのないオーシャンフロントの贅沢と、静かでプライベートな住環境が守られてきました。

海の“すぐ目の前”に建つ、二度と新築できない希少価値

ゴールドコーストの最大の魅力は、建物と海の距離が驚くほど近いことです。バルコニーの真下に海面が広がるような物件も存在し、同じオーシャンフロントでもワイキキやカカアコのコンドミニアムとは一線を画す圧倒的な臨場感があります。

 

では、なぜゴールドコーストにはこれほど海に迫る建物が並んでいるのでしょうか。その理由は、1960〜1970年代に建てられたことにあります。当時は海岸線の建築規制が現在ほど厳しくなく、海のすぐそばまで土地開発が認められていました。しかし現在は、環境保全・海岸保護の観点から海岸から一定距離を空けて建築することが義務化されており、ゴールドコーストのような立地に新築コンドミニアムが建つことは今後ありません。

 

つまりこのエリアの物件は 既存ストックがすべてで、新規供給はゼロ。そんな貴重な物件を手放す人も少ないため市場流通量が極めて限られ、世界の富裕層から安定した需要が続いています。その結果、希少性と価値は年々高まり続けているのです。

次ページ理想だけではない意外な現実。海岸沿いに住んで分かるリスク

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