弟の孤独死…遺品整理で見つかった「2,000万円」の預金通帳
「弟の部屋で倒れているのを見つけました。すぐに警察を呼びましたが、手遅れでした」
さいたま市にお住まいのアキラさん(仮名・69歳)の元に、警察から一本の電話が入ったのは一昨年のことでした。
東京のアパートで一人暮らしをしていた弟のツトムさん(仮名・66歳)が、孤独死を遂げたのです。幸いにも死後2日という早さで発見されたため、アキラさんは速やかに弟の葬儀と納骨を済ませることができました。
悲しみが癒えないなか、アキラさんはツトムさんのアパートに出向き、遺品整理を始めました。すると、部屋の奥からいくつかの銀行の通帳が見つかりました。
ツトムさんは生涯独身を貫き、子どももいません。すでに父親は他界しており、残高を確認すると約2,000万円もの預貯金があることがわかりました。
「身内は私しかいないから、私がこのまま相続の手続きをすればいいのだろう」
ツトムさんは遺言書を残していなかったため、アキラさんは預金の解約手続きを進めるべく、司法書士事務所へ相談に訪れました。
しかし、そこで告げられたのは、アキラさんの予想を完全に裏切る事実でした。
