(※写真はイメージです/PIXTA)

「子どもができたら、庭付きの一戸建てに住みたい」——そう考える家庭は少なくありません。郊外にマイホームを構え、のびのびと子育てをする。そんな理想の暮らしを思い描いて住宅購入に踏み切る人も多いでしょう。しかし現実には、広い家ゆえの維持費や移動の不便さ、想定外の出費に悩まされるケースも。今回は郊外にマイホームを購入したある夫婦の“その後”を通じて、住宅取得と生活コストのリアルを見つめ直します。

家の広さと引き換えに、失った“時間”と“自由”

3年が経った現在、吉田さん夫妻は「買って後悔しているわけではないけれど、もう一度選べるなら違う選択をしたかもしれない」と語ります。

 

「休日も家のことで終わっちゃうし、駅近マンションに住んでいたときの“ふらっと外食”みたいな余裕がなくなった。正直、夫婦の会話も減った気がします」(美沙さん)

 

「たしかに庭はあるけど、子どもが思いっきり遊べるのって年に数回。それよりも、毎日の生活をもっとラクにできた方がよかったのかもしれない」(拓也さん)

 

マイホーム購入のきっかけの上位に「子育て環境を整えたい」が挙がる一方で、住宅取得後の後悔としては「通勤・通学の不便さ」「維持管理の手間」「家計の圧迫」が多く挙がっています。

 

また、住宅ローン控除制度は2022年の見直しにより、借入限度額や控除率が縮小されるなど負担軽減策としての効果が以前より弱まっているのも現実です。

 

理想の暮らしを求めて一歩踏み出すことは大切ですが、その先にある「現実の暮らし」のイメージとコスト計算を十分に行うことも必要なのかもしれません。

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録