(※写真はイメージです/PIXTA)

東京都内で働く絵里さん(38歳)も、これまで娘に似合う服やおもちゃを義実家から贈ってもらい、ありがたく受け取っていました。しかし、あるときから義妹が、娘の使わなくなったものまでしきりに欲しがるようになり、絵里さんの心の中にはモヤモヤが募ります。「これは娘の大事なもの…」「でも断ると角が立つ…」そんな葛藤が積もり積もり、ついに絵里さんは、思い切って義母に向かって「もう結構です」と告げる決断をしたのでした。

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義母からのプレゼントにストレスを感じる理由

都内で暮らす坂本絵里さん(仮名・38歳)は、6歳になる娘と夫(38歳)との3人家族。夫の実家からのサポートには感謝しているものの、最近ではそれが大きなストレスの種となっています。

 

義実家は孫である絵里さんの娘に対して、頻繁におもちゃやブランド品の洋服などを贈ってくれます。しかし、その贈り物が義母を通じて、2歳の娘がいる義妹(30歳・娘2歳)への“お下がり”前提となっていることに、絵里さんは強いストレスを感じていました。

 

最近では、義母がプレゼントを渡す際に「着れなくなったら、◯◯ちゃん(義妹の娘)に譲ってあげてね」と言ってくる始末。義妹も「お母さんがプレゼントしてくれたものなんでしょう?」と、義妹に渡すのが当然という態度で、絵里さんは「なぜこんな嫌な思いをしてまでプレゼントを受け取らないといけないんだろう?」と辟易してしました。

 

しかし、義母はいわゆる「悪気がないタイプ」。せっかくの厚意を無碍にもできず、夫に相談しても「母さんからもらったものなんだろ? だったらもう使わないんだしあげたらいいじゃないか。あいつ(義妹)も専業主婦だし、うちより大変なんだよ」と、全く取り合ってもらえません。

 

義母からの厚意を断ち切った決断

絵里さんのストレスが限界に達したのは、昨年のお盆に埼玉県の義実家を訪れたときでした。その日、娘は絵里さんが選んで買ったワンピースを着ていたのですが、義妹が「それもお母さんが買ってくれたやつ? 着られなくなったらちょうだいね」と言ってきたのです。

 

絵里さんは思わず声を強めて、「これは私が選んで買ったものです! 前から思っていたんですけれど、ちょっと図々しすぎるんじゃないですか?」と返しました。そしてその勢いで義母に向かっても、「もう、娘へのプレゼントはいただかなくて結構です!」とはっきり告げたのでした。

 

呆気に取られる義妹と義母を前に、夫と娘を引っ張って義実家をあとにした絵里さん。絵里さん自身は、長年のストレスから解放され、スッキリとした気持ちになれたものの、その後の帰省でも義妹と顔を合わせるのが憂鬱になってしまいました。

 

さらに、義妹の娘(絵里さんにとっての姪)が「ばあばに買ってもらったの!」と義母に買ってもらったおもちゃや服を披露しているのを見聞きすると複雑な気持ちになります。自分の娘も、義実家からのプレゼントがぱったり途絶えてしまったことで、どこか寂しそうにしているのを感じ、絵里さんは義実家と距離を置くようになりました。

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