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イノベーションの実現に成功した「ウーバーイーツ」
その日の夜、日吉は自宅でジャージ姿になってくつろぎながら、スマホを見ていた。
「今日も頑張ったし、お腹も空いたわ。うん。お肉が食べたいなぁ。リブロースステーキ400グラム。これで決まりね。ライスとスープとサラダも付けよう」
そう言いながら、スマホでウーバーイーツを注文した。料理をしない主義の日吉はコロナ禍以後、自宅でウーバーイーツが基本である。
30分後、ステーキ、スープ、大盛ライス、サラダが届いた。すごいボリュームだが日吉にとってはいつもの量である。ステーキをモグモグ食べながら、日吉はふと気が付いた。
「あれ? ウーバーって、もともと自分のクルマで稼ぎたい人と、移動したい人を繫げる配車アプリよね。この仕組みを使って、料理を宅配したい店と配送員を繫げて、私もこうして自宅でステーキを食べられるわけか……。これって、ウーバーの配車の仕組みを、食事のデリバリー用に新結合しているってことよね……」
晩酌のワイングラスをグイッと空けて、日吉はパンッと膝を叩いた。
「コロナ禍で在宅していて初めてウーバーイーツを使った時は『こんなサービスがほしかった!』って思ったけど、これがまさにウォンツを発掘して、既存技術を組み合わせて、イノベーションを実現するってことなのね。なるほど!」

