9月24日の日経平均株価は、前日の米株安の流れを引き継ぎ下落して始まると、前場はマイナス圏でのもみ合いが続きました。しかし、後場に入り下げ幅を縮小させると、15時を過ぎたあたりから上げ幅を拡大させ、前日比136.65円高の45,630.31円で取引を終えています。後場に指数が伸びた要因として、午後に開かれた自民党総裁選の候補者5人による公開討論会を受けて、次期政権の財政拡張が改めて意識された模様です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが100銘柄、値下がりが121銘柄、変わらずが4銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、任天堂〈7974〉、フジクラ〈5803〉、KDDI〈9433〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、TDK〈6762〉、リクルートホールディングス〈6098〉、日東電工〈6988〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は19億2,000万株、売買代金は6兆0,051.90億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、鉱業、その他製品、機械、非鉄金属、情報・通信などが上昇した一方、ガラス・土石製品、サービス業、ゴム製品、卸売業、保険業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がアステリア〈3853〉で+283円(+16.60%)の1,988円、2位がテスホールディングス〈5074〉で+45円(+11.14%)の449円、3位がIHI〈7013〉で+1,565円(+9.69%)の17,710円となりました。
一方下落率は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で-66円(-7.33%)の835円、2位が神戸物産〈3038〉で-272円(-6.28%)の4,056円、3位がAppier Group〈4180〉で-102円(-6.25%)の1,530円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは94銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
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