9月22日の日経平均株価は終日堅調、前週末の米株高の流れを引き継ぎ、リスク選好に傾いた海外投資家の買いが相場を押し上げる格好となりました。アドバンテスト〈6857〉や東京エレクトロン〈8035〉といった値がさの半導体関連銘柄のほか、円安進行を受けた自動車株の上昇も目立っています。日経平均株価の上げ幅は一時700円を超える場面もみられましたが、13:00を過ぎたあたりから徐々に上げ幅を縮小させ、前週末比447.85円高の45,493.66円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが147銘柄、値下がりが77銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、TDK〈6762〉、ファナック〈6954〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、中外製薬〈4519〉、KDDI〈9433〉、第一三共〈4568〉、塩野義製薬〈4507〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億1,400万株、売買代金は5兆3,141.06億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、電気機器、石油・石炭製品、化学、銀行業、輸送用機器などが上昇した一方、海運業、情報・通信、医薬品、建設業、空運業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がエル・ティー・エス〈6560〉で+250円(+11.83%)の2,364円、2位がレーザーテック〈6920〉で+2,010円(+10.48%)の21,195円、3位が太陽誘電〈6976〉で+303円(+9.63%)の3,448円となりました。
一方下落率は、1位がKLab〈3656〉で-16円(-8.25%)の178円、2位がSANKYO〈6417〉で-222円(-7.57%)の2,712円、3位がジャパンディスプレイ〈6740〉で-2円(-7.41%)の25円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは125銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
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